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”休める時間”をどう使うか?
本のアウトプット記事⑰
時間の使い方について深く考えたくなるこちらの感想文です。
日本人は休みベタ
というのを何となくはわかってましたが、
この本はそんな休みベタの深層部分を掘り下げており、学びポイントを次々と見つけました。
ほとんどの人の休み方は、
・スマホでダラダラ
・倒れているかのようなゴロ寝
わたしもそうでしたが、それで平日の疲れがちゃんと取れた実感がありませんでした。
というより、無意識的に休みとはそういうものと思い込んでました。
「世界の・・」ということは、日本と世界各国との比較が当然出てきます。
休日を休息と考えて、平日の疲れを癒やすことと考える日本のビジネスパーソンとは別に、海外の(主にトップクラスの人たち)ビジネスパーソンは、休日こそが主役であり、平日の仕事は大事な休日のためにある。
という考えが浸透しているそう。
特に注目した箇所が、
休めたら休むのではなく、休むために仕事をしているから、
自然とハイパフォーマンスを発揮できるだけでなく、疲れが蓄積する前に休むこちができるのです。
疲れが蓄積する前に休む
これは次の平日にハイパフォーマンスができるよう、戦略的にエネルギーを温存し、入れ替える。
仕事のクオリティ向上に傾くのではなく、プライベートにも同様のことをする”ワーク・ライフ・ハーモニー”という考えが、働き方にも休み方にも揃って好ましい影響を与える。
ライフ・ワーク・バランスは既に浸透していますが、秤をかけるのではなく調和するという考えは、新しい発見でした。
どっと疲れた体を休めるためにダラダラ・ゴロゴロで過ごしても、何となくダルいという不快な気分は残ったまま。
ただ何となくスマホやテレビを見て思考をストップさせる時間があるなら、休み方を改めることに集中する。
わたし自身この課題を全面解決はしていませんが、
できることとして、外での読書やその感想文をノートに書くこと。あと、適当にその辺りのお散歩。
地味とも言える休み方ですが、現時点では概ねのエネルギーチャージができています。
まだまだ昼夜を問わないガッツリ型の働き方が美徳という空気はわたしの周りにもあるけど、そこは人それぞれであり、個人が納得のいく働き方・休み方ができればいい。
読んだら終わりではなく、ひとりひとりが実践できたとき、いつかそのような調和型の休み方が浸透するんだろう。
わたしはそう信じたいです。
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