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書きなぐり読書感想文~宇田川 元一『他者と働く』
年末年始読書マラソン、3冊目の感想文です(2冊目はガチお勉強本だったので書くの見送り)。
今回の読マラは組織論系の本を中心にセレクトしているのですが、今回の本は副題に『「わかりあえなさ」から始める組織論』とあったことが購入のきっかけ。
自分が普段仕事をしている中でも、「絶対このほうがいいよ!」と自分が思っていても、お客さんには中々そうは動いてもらえない。そのモヤモヤをここ最近ずっと抱えていて、
書きなぐり読書感想文~プリヤ・パーカー『最高の集い方』
新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
長期休み恒例(2019年お盆休みから)、読書マラソンはじめました。相変わらずの遅読ですが、1/5(日)までに5冊読み切る!の1冊目。
普段から組織を相手に仕事をしたり、プライベートでも集まりを企画したりが多いので、タイトルにピンと来て購入してみました。
著者はプリヤ・パーカー(Priya Parker)。「プロフェッ
書きなぐり読書感想文~古谷田 奈月『神前酔狂宴』
いきなりだけど、今年のお盆休みは「夏休みの自由研究」と題して本6冊と論文数本を読むことにした。
本に関しては読むだけだともったいないのでこうして記録として残してみることに。
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※読了時間:約7時間(サクサク読める)
感想に入る前に、まずこの本を読むことになった経緯を説明させてほしい。
唯一聞き続けてる「文化系トークラジオLife」のBBQ(オフ会)が7月に開催され、出演者の書評家・
時間、目的、"仕向ける"ということ~よのなかゼミ2019年7月回 感想
以前より度々参加している「よのなかゼミ(詳細はこちら)」という集まりがあるのですが、2019年7月回にテーマ提案・企画として関わり、先日無事開催に至ったので、その内容と感想レポートを書いてみました。
参加者は私を含め5名で普段よりやや少なかったのですが、濃密な話ができてとーっても楽しかったし、日常に繋がる回だったなというのが率直な感想です。長文ですが宜しければご一読ください。
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速度、手間、コスト、正確性、価値〜よのなかゼミ2018年10月回 感想
2018年10月28日、よのなかゼミに参加してきました。
※よのなかゼミの詳細はこちら
今回のテーマは「私たちとインターネット〜2018秋〜」。
私が発案したのですが、特に解決したい疑問やたどり着きたいゴールがあったわけではありませんでした。
ただ、「ネットが世界を変えた」「ネットは怖い」など、なにかと大きい物語で語られがちなインターネットというインフラを、個々の生活史レベルに落とし込んで語って
若手のメンタル不調とアイデンティティ形成に関する一考察〜加えて、未だ消えることのない 「キラキラ」の呪い
「最近の若者は打たれ弱い」と言われて久しいですが、働く人のメンタルヘルスについて考える仕事をしていても、やはりよく上がるトピックスの一つです。「やっとの思いで採用したのに、職場不適応を起こして、試用期間中にやめてしまった」とか。
打たれ弱い若者代表の僕としては確かに耳が痛い話ではあるのですが、果たして、昔の若者は本当に打たれ強くて、今の若者は打たれ弱くなったのでしょうか?
ちょっと訳あって、大
ユビキタスな「信仰」社会(3)−信仰心の揺らぐとき、そして「ほどほどに信じてみること」−
((1)、 (2)も併せてお読みください)
今回議題として挙げたいのは「信仰心を試されるとき、人はどんなことを感じるのだろうか」という点です。
僕はTwitterをやっているのですが、大学3年生くらいの頃から、社会学者の古市憲寿さんをフォローしています。
その頃の僕はTBSラジオで隔月最終日曜(実際に聞いていたころはまだ毎月でした)の深夜にやっている「文化系トークラジオLife」という
ユビキタスな「信仰」社会(2)−始まりはいつも「信じる」ことから−
(前章「ユビキタスな「信仰」社会(1)」はコチラ)
前回は、「信じる」ことはつまり「手放す」ことであると言えるのではないか、という話をしてきました。
この話は、パソコンの「メモリ」に例えるととても分かりやすいです。
パソコンにおけるメモリの大きさは、よく「作業台の広さ」と表現されます。
どんな方でも経験したことがあると思うのですが、一度にたくさんのアプリケーションやプログラムを開いたり
ユビキタスな「信仰」社会(1) −「信じる」ことは「手放す」こと?−
いきなりですが、「信仰」という言葉を聞いて、どんなことをイメージするでしょうか?
神様や○○教など、宗教的なことをイメージするのが一般的かもしれませんね。
もう少しカジュアルで形で言えば、特定のアーティストやアイドルを好きになること、肉や魚を食べない「菜食主義」、身の回りをアップル製品で固める「アップル教」なども、一つの信仰と言えるでしょう*1。
このように、仏教やキリスト教といった本
部外者が観た芸術界隈~「アート」と「デザイン」
「部外者」っていうことで距離をとって責任を取らないようにしてるようにしてる感が出てるかもしれないですけど笑、ちょっと考えたことをつらつらと。
先日、大学時代に知り合ってから仲良くさせて頂いてる芸術系の人(ってどんな人だ)とお会いする機会がありまして、その時に日頃芸術界隈について考えてることを伝えてみました。
というのも、以前芸大の先生とお話する機会がありまして。曰く「自分の考えを社会に対して訴
TBSラジオ 文化系トークラジオLife 2014年8月回「ソーシャル、レジャー、リア充」感想、そこから考えたこと
初めてのテキストです。どうかお付き合いください。
文化系トークラジオLifeの説明は省かせていただきまして、雑多な感想です。
①放送前に抱いていた印象は「リア充話って、“リア充爆発しろ”以上に話すことあるの?」っていうことでした。正直放送を終えた今でも「ですよねー話」がほとんどで、発展的な話があったとは思えてないです。
②さて、自分の体験に基づいて考えてみる。FBの投稿の内容には大きく分けて