【夏休み企画】Taro先生おすすめ!夏休みに読みたい本3選
どうも皆さんこんにちは! LITの数学担当 Taroです!
今回は、夏休みに読みたい本3選として、夏休み企画第6弾の私の記事である「おすすめ自由研究3選 数学編」の参考図書としても、普通に読んでも面白い、そんなおすすめの数学の本を3つ、ご紹介させていただきたいと思います!
まだ夏休み企画のはじめの記事を読んでいないよ~という方は以下からぜひ読んでみてください!https://note.com/lit_torch/n/ndfa65df6af73
まだ自由研究の記事を読んでいないよ~という方は以下からぜひ読んでみてください!
それでは早速、行ってみましょう~!
1.『世界でいちばん素敵な数学の教室』
まず初めに皆様におすすめしたいのは、『世界でいちばん素敵な数学の教室』(永野裕之 著 三才ブックス)です。
この本は、数学のありとあらゆる事象・知識を、写真と共に紹介してくれる本になっています。数学が苦手な人でも、わかりやすい解説と、美しい写真と共に読み解いていくことができる本になっています。難しい数式は出てこないので、数学が苦手な方も安心してください。
数学の事象・知識を扱う本、とご紹介させていただきましたが、この本の中には夏休み企画第6弾の自由研究の記事で書いた「身の回りにある数学を追ってみよう!」というもののヒントがたくさんあります。
日ごろ数学を学んでいると出てくる関数や、図形などの面白い使われ方や、新たな発見が転がっていることは間違いないと思います。
例えば、数学の中には様々な「数」が存在しますが、特に自然数には、「完全数」、「友愛数」、「婚約数」、「社交数」、果てには、「ヴァンパイア数」、「ナルシシスト数」など、変わった名称や特徴をもつ、いったいどうやったら見つかるんだ?みたいな数が存在しています。
このほかにも、もっと面白い性質を持つ数があります!
この本はシリーズ化されていて、今回紹介したのは『世界でいちばん素敵な教室』シリーズの数学バージョンです。また原子についてのバージョンもありますので是非合わせて読んでみてください!
私たちが生きている世界は、想像よりも美しいですよ。
2.『数学者図鑑』
続いておすすめするのは、『数学者図鑑』(本丸 諒 著 かんき出版)です。
この本は、数学史という、数学の歴史を学んだり、今の数学を作り出した偉大な変人たち(誉め言葉)が、どういうものを残したのか、どういう人だったのかを、イラストで学ぶことができる本です。
私がよく言っている偉大な「変人」とかいう言い回し、実はこの世界ではよく言われる言葉なんですw
冗談はさておき、本書は、夏休み企画第6弾の自由研究の記事における「数学者の姿に迫る ~数学の歴史を味わう~」の章の内容をわかりやすく解説してくれる本になっています。
「数学の変な人たちのことを説明した本でしょ?めっちゃ難しい数式とか出てくるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
この本は、そういった難しい定理などに軽く触れつつも、本筋は数学者たちが、どういった生活をしていたのか、どういったものを残したのか、についてをわかりやすく解説してくれています。
数学がどのようにして発展してきたか、偉大な「変人」はどんな奴なんだ?みたいなことを考えている人にお勧めな一冊となっています。数学史に興味がある人もぜひ、この本を手に取ってみてください!
3.『それ、数学で証明できます。日常に潜む面白すぎる数学にまつわる20の謎』
最後にご紹介する本は、『それ、数学で証明できます。日常に潜む面白すぎる数学にまつわる20の謎』(ナゾトキラボ 北川 郁馬 著 ワニブックス)です。
このひよこちゃんたちを見たことある方がいるかもしれませんね。この本は、Youtubeで謎解きなどの動画を投稿している「ナゾトキラボ」さんが出した本となります。
気になった方は、ぜひチャンネルを見てみてください。数学についての面白い解説なども見ることができます。
この本は、夏休み企画第6弾の自由研究の「身の回りに潜む数学を追ってみよう!」と「直感と違った数学。あなたの直感本当ですか?」の参考にした本です。この本は、日常でよく見るできごとを、数学的な視点から検証してみたり、日常に潜むちょっとした直感とは異なる事実を数学的に説明したりしてくれたりします。
この書は、キャラクターの対話形式で進んでいくので、普段あまり本を読まない人にとっても読みやすく、とてもおすすめです!
数学という教科は苦手だけど数学自体には興味があったり、実際に数学を使ってどういうことが分かるのかを知りたいという人にはうってつけの本だといえます。ぜひ、手に取って読んでみてください!
読み終わった前と後で、数学に対しての印象が変わる本だと思います!
4.おわりに
今回は、夏休みに読みたい本3選ということで、数学のおもしろいと思った本を3冊挙げさせていただきました。文中でも何度か書かせていただきましたが、数学の自由研究の題材のヒントとしても、数学に対する「学び」としても使える本となっています。
数学はよく、複雑で堅苦しいものと思われがちですが、ちゃんと見てみると、その面白さや美しさが見えてきます。
ここで紹介した本だけでなくとも、数学の本は、その数学という分野の面白さや美しさを独自の視点で見せてくれます。是非皆さんも、この夏休み、存分に楽しんでください!そしてあわよくば、暇だな~って時、こういった本を手に取って、「へ~、ちょっとおもしろいじゃん」と思えるような、そんな学びができたら幸いです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回の夏休み企画お楽しみに!!
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