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見えているものだけで評価や否定する関わりではない道を歩みたい
インスタに投稿した加筆修正した内容です。
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見えているものだけで評価したり、考えていると気づけないことが在る
まず見えているものだけで解釈や評価、判断をしていることが多かったなとNVCやメンタルモデルを学んだり、共感的に聴かれる体験をして、感じてきました。
ずっと昔から教育や子育て、人との関わりで教わり、求められてきたので、即座に理解し、判断し、解決や改善、行動し、結果を出すという練習を散々してきたんだなといろいろな本や講座で学び、自分ごとでもそうだったなと感じています。
それが優秀だと言われている。
だからあっという間にそこだけでぐるぐる回ってしまうことが多いんだなと思います。
見えているものだけでは気づけないことがたくさん在るなと共感サークルや共感的に聴かれる体験、メンタルモデルの講座の中で感じてきました。
でも日常や学校、ビジネスの場ではじっくり感じて、語り合うことが本当に難しいなと思います。
今は以前よりやらなければいけないと信じてしまっていることが多すぎて、忙しすぎて本当に難しい。
行動や結果を求めてしまう。
タイパ、コスパも同じだなと。
でも効率や結果、稼ぐこと、能力を上げることにばかり意識を向けているから気づけないことはたくさん在るなと思います。
そしてそこにすごく大切なことが在る。
何故なら一人一人価値観も願いも体験したいことも違って、自分がどうしたいのかは体験していることからじっくり感じて、受け取っていかないと見えてこないと思うから。
そこが自分の羅針盤になるから。
そこがわからないままだと外から評価されること、正しいこと、良いことに合わせるしかなくなって、自分を生きられないなと感じています。
見えているものから勝手に解釈することで誤解やわかりあえないを創り出している
また日常ではその解釈から創り出された思考や感情がぐるぐる回っている可能性も高く、本当に在ることを見れていない、聴けていないということが起きやすい。
下記は共感サークルを開催する時の説明資料です。
![](https://assets.st-note.com/img/1736458352-rqhOjVXGQaliWKtRU5A7SLbf.jpg?width=1200)
NVCでは解釈と事実を分けるところから始まります。※1(NVCの本は下記参照)
相手を何もわかっていないのに、表面的に見えるものから勝手に解釈して、そこから怒りなどの感情が湧き、相手を批判したり、自分の正しさを押しつける言動になる。
それが喧嘩や対立の原因の場合はとても多いなと思います。
責めたり、否定したり、正しさやアドバイスをすることで、相手に何を感じさせているのか…
何もわかっていないのに勝手に決めつけられた
問題だ、能力が足りない、理解できていない、全体を見えていないなどと否定された
そこから自分の今に合わないことを強制された
こんな風に感じることはないだろうか?
ここから対立や分断が起きてしまう可能がある。
自分の受け取ったことが合っているのかを確認したり、相手の真意を問いかけたりすることがとても大事だなと思う。
また自分の受け取り方のパターンが在る。
ここはメンタルモデルが関わっていて、自分に対してどう思っているのかで人の言動の認知が決まっている場合がとても多い。
※2(由佐美加子さんの本や動画は下記参照)
自分の信念や認知から相手の言動がどういう意味なんだと認知していまうことで、事実ではないことから感情と思考が湧いて、対立や関係を切り離してしまうことはたくさん起きているのではないかと思う。
自分に対しても言動や結果で評価したり、課しているので、心身の声を蔑ろにしやすい
また自分の心身の声を聴かないで、外側の評価や求めることに即座に応えなければという気持ちになりやすく、怪我、心身の不調や病気、望まぬ現実を作ってしまっている場合がある。
立場や役割、性別などで自分に課しているものも多く、自分の心身を大切にできない。
自分を尊重することができないと心身に余裕が無くても無理するしかなくなり、それが周りの人への怒りとなることも在る。
それは自分が自分を尊重できていないから起きていること。
でも立場や役割、性別だけでなく、正しさや良いこととして課しているものもたくさん在る
相手に対する配慮、理解、尊重などが優先され、自分を蔑ろにしているかもしれない。
それは相手の心身に声を尊重することも難しくしてしまう。
自分は我慢したり、無理したのだから、頑張るべきと感じてしまう。
言動選択は無意識の中に在るものから創り出されている場合が多い
そして自分で感じ取れる顕在意識の奥に在る無意識の中にニーズや信念、メンタルモデルなどがある。
現実や言動選択はこの無意識からつくられていると言われている。
ここにつながり、気づいて、理解することがとても大事だなと思う。
それにはどんな感情やニーズが在っても大丈夫と信頼して聴くこと。
自分に対しても
相手に対しても
また話し手が評価や判断、否定、強制されないと安心を感じられる中で、共感的に聴かれること。
そこで自分と深くつながり、在るものを感じ取れたり、湧いてきたり、触れられる。
聴き手がこんな感情やニーズが在ってはいけないと思っているとそこに触れることが難しかったり、反応が起きるなと日常の場面で上手く聴けなかった時に感じてきました。
でも何度も共感的に聴かれる体験をしていくことで、在るものは在っていいし、そこを受け止められるから自分が大切にしたいことに気づけるんだを痛感しています。
また自分が自分を深く理解し、ニーズや信念、メンタルモデルに共感や受容できることのパワーや豊かさを感じていくと他の人の感情やニーズをありのまま在っていいいと感じ、共感的に聴いたり、受け止められるんだなと感じています。
またそれは自分や大切な人を守るためからきている場合も多いなと思います。
そこへの信頼が強まるほど、在るものが在っていいと感じる力になっていくなと思います。
参考になる本や動画
※1 NVCの本や共感についての動画
共感と共感ではないものがわかる動画
※2 由佐美加子さんのメンタルモデルの世界
YouTubeチャンネル『社長!今日も斬らせていただきます』は経営者の方のメンタルモデルや無意識に触れるプロセスを観ることができます。
自分と似ていて、胸に響く回があると思うので、いくつか観るのがオススメです。
今年は由佐さんの『ザ・メンタルモデル ワークブック: 自分を「観る」から始まる生きやすさへのパラダイムシフト』のワークを一緒にやっていく会も開催したいと思っています。