人工知能ならではの動き 株式市場/為替市場の激しい乱高下 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、敢えて。タイムリーな話題なので…
世の中の理解を共有致したく…
既に旧聞(きゅうぶん)ですが…
体力のある投機筋の方々は最早人工知能を駆使して取引されていらっしゃいます。ですから体力のない市場参加者から利益を得る目的で追随が困難な激しい値動きを誘導します。
寄って集(たか)っての各々の人工知能のアルゴリズムの戦い。
最早単純過ぎて算数の世界に見えてきます。
激しい動きについては流石に何度も見てきた光景(今風だと景色かなぁ(笑))なので驚きませんが…
(子供の頃の高度経済成長、オイルショックや為替の変動相場制移行から始まって、バブル景気とその崩壊、リーマンショックなど)
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ニューヨークダウ
出典
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日経平均
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ドル/円
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人の直接の営みや人工知能経由の営み…
まるでワイルドな自然界の様ですね。
余りにも自然界らしく…
美しさすら覚えてしまいます。
閑話
因みに算数。グラフの見方ということで、同じ情報でも縦軸の取り方によって印象が変わります。一番下のドル/円のグラフの縦軸を短めの方向にいじるとこんな感じに…
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閑話休題
神の見えざる手ってやつなのでしょうか…
しかも
人工知能だと手加減しないって感じ…
人間なら
そこまでやるかと躊躇しますよね〜
(その値動きの後ろにある人々の暮らしを想像して)
とは言え、人工知能も所詮は人間の作ったものなので、その本質は実は変わらないのかも(笑)
深いなぁ…
これも当たり前過ぎて意識しなくなっていることですが、旧聞ながら似たような1つの切り口を国際通貨基金の公式サイトから引用しますね。
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国際通貨基金
「人口の手」がもたらす力と危険 アダム・スミスの思想を通じてAIを考察する
ギータ・ゴピナートIMF筆頭副専務理事 アダム・スミスの生誕300周年を記念する演説 グラスゴー大学 2023年6月5日
2023年6月6日
はじめに
ムスカテリ教授のあたたかい紹介のお言葉に感謝申し上げます。また、グラスゴー大学にも、名誉学位の授与という栄誉のみならず、アダム・スミスとその遺産の記念イベントに招待してくださり、厚く御礼申し上げます。
今日、アダム・スミスに触れずして経済学を語ることは殆ど不可能です。「分業」や「神の見えざる手」といった概念の多くは、今や常識として受容されています。しかし彼が執筆活動をしていた当時、こうした概念は時代の考えに反したものでした。スミスは恐れを知らずに境界を押しのけ、既存の思想を疑ったのです。
スミスは激動の時代の中で幸福と繁栄を高める方法を思索していました。産業革命が到来を告げた新技術は、仕事の性質を激変させ、勝者と敗者を生み出し、社会を変革する可能性を秘めていましたが、その影響はまだ不透明でした。例えば、『国富論』が出版された年にはジェームズ・ワットが蒸気機関を発表しています。
現在、われわれはこれに似た転換点に立っており、生成人工知能(AI)という新しい技術が生活を大幅に、そしておそらく人類の存続に関わる形で変える可能性があります。人間という存在さえ再定義しかねません。
アダム・スミスの時代と現代に類似点があることを踏まえ、私は思考実験を提案します。アダム・スミスがもし現在生きていたならば、新たに出現したこの「人口の手」に何を思うのでしょうか。
出典
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ここまで来ると、素朴に
こんな荒っぽい仕組みで良いのかなぁ
と思ってしまいます。それでも
今回の宇宙の摂理に適(かな)っている
未来の為にこんな理解を共有できたらと思っています。
蛇足
自然界なので、流れに逆らわず素直に身を任せれは落ち着く所に落ち着くってことですね…
超蛇足
リタイアし毎日が日曜日だと、何か想定内だし、手は打ってあったし、正に庵から街を見下ろしている感覚…
超超蛇足
思えば…サラリーマンの成れの果てになった直後に経験したリーマンショックは中々”シビレ“ました。
家族帯同で海外駐在したりと、海外畑育ちなので、そんな危機の時にグローバルで何が起きているかも体験済みです。だから例えばリーマン・ブラザーズの社内での景色、オフィス内での会話すらも容易に想像できるのです。