転職体験記 転職エージェントさんの活用 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
私の場合、IT企業から総合商社系の会社に転職するタイミングで個人の転職エージェントさん、正確にはスカウト、所謂ヘッドハンターの方にお世話になりました。
そもそも事業企画の仕事をしていたのですが、私のやりたい事業をするには、事業主体になることが最も最適でした。しかしIT企業は基本的には何処かの事業主体から受注する形以上にはビジネスモデルをストレッチすることはできませんでした。詰まりそのIT企業に発注する側にならないと…
勿論そういうことを企画される企業の方と連携してコンサルティングから入りビジネスを立ち上げるということはやっていました。しかし自ら事業企画をしたものの事業主体になりたかったのです。
そんな時、私が或る事情でIT企業の給与では間に合わない経済力が必要になりました。
その辺りはこちらをご覧になって下さい。
お世話になった転職エージェントさんとの出会いは、ホワイトリストと言う
セキュリティビジネスの要になる考え方を使った認証の仕組みを取り扱う会社の日本支社長の紹介でした。ビジネスパトナーでも有り、友人でもありました。
たまたまその話になり、直ぐ自分自身もお世話になっていると言う元外資系のIT企業の方を紹介して頂きました。その方がこれもたまたま顧問をされていた総合商社系の会社の社長に私の話をしたら、自分の会社の役員を探していたので是非欲しいと言うことになり履歴書と社長面接だけで転職が決まりました。
閑話
これも偶然なのですが、その社長とは私が鉄鋼会社時代にイスラエルに駐在事務所を開設するにあたり現地の販社としての契約した総合商社さんの方でした。しかもベルギーの事務所長としてイスラエルを訪問された時にイスラエルの事務所長さんの配慮で会食もさせて頂いていて、久しぶりの再開と言う何とも劇的な人生…
閑話休題
役員になってからもその転職エージェントの方がその会社の顧問として身近に居てくださったので役員会の後等に事情説明をして下さりました。メーカーとしての機能と商社としての機能を併せ持つことが強みという会社のそもそものコンセプトとその現状と課題も直ぐに理解出来たのです。
その上私の事業開発も手伝って下さいました。具体的には、マーケティングや顧客開拓といった面でその方の人脈を活かす形でのサポートを受けました。
そのお陰で役員1年生にも拘らす垂直立ち上げに成功することができました。
ということで、転職エージェントさんを十二分に活用させて頂くこととなったのです。
私の転職体験としてご参考になればと思い筆を取った次第です。
以下に私の転職体験記をご紹介致します。
その11〜12が本編の転職の時期に相当します。