守ってもらっている イスラエル 国際会議 (マルチバイオメトリクス認証でのホワイトリストに) 海外旅行·海外出張の小ネタ
時は1990年代の後半、イスラエルに駐在員事務所を準備していた頃でした。現地での国際会議に参加し当時最先端であった認識技術を使って
守ってもらっている
と実感したお話です。
イスラエルは、歴史·文化で異彩を放つ深い国です。また現在のイスラエルは第二次世界大戦後に再生された国ですが、そこからの振興でありながら最先端産業も大いに発展していました。
そんな国イスラエルでの国際会議のセキュリティは極めて厳しいものでした。特にパスポートに紐づく形で、その場で指紋と顔写真の登録をされました。顔認証、指紋認証という複数の生体認証(マルチバイオメトリクス認証)データを登録されるというのは極めてキツイことです。
1990年代の後半なので最先端のセキュリティ技術でした。イスラエル政府には、変更不能の生体認証情報が登録されてしまったということです。
しかもその情報は私の管理が効かないのです。
ですが私の理解しているイスラエルの方々はとてもフェアでした。ですからこう理解しています。
ホワイトリストに載った
詰まりブラックリストと反対のホワイトリストに載ったので不正な事をしない私は永遠にそのホワイトリストに守られるということです。
そんなとても個性的なイスラエル。
是非訪れてみて下さい。
蛇足
宜しければこちらもお楽しみ下さい。