宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み 古野俊幸 (著) 【読後感想】
宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる
あなたの知らないあなたの強み
本屋の棚に店員おすすめ本として並んでいたこの本。
宇宙兄弟のアニメが好きだったので、気になって買ってきた。
この本を読むのに適している人は、「宇宙兄弟」のアニメや漫画を知っていて、できれば登場自分の顔を見たら『あ~、こんな人いたね!』ぐらいの記憶がある人ですね。
適宜、漫画も挿入されているけど、やっぱり前後の話を知らずに説明されても知らない人にはきついだろうと思うんだ。
とは言え、組織に属している人を会社勤めをしている人、コミュニティを運営してる人などに向いていると思う。
「宇宙兄弟」を知らない人は漫画まで読みたくなるのじゃなかろうか?
宇宙兄弟とは
この本の中で重要なバーツである「宇宙兄弟」
これを知らないと、なかなか話についていけないのだけど…
宇宙が大好きな、兄・六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)が宇宙飛行士を目指し、奮闘する姿を書いている漫画。
どこにでもいそうで、どこか共通点がある登場人物がちりばめられていて、ついつい共感を持って読んでしまう物語。人々の描写がすごくリアルで人間臭くて面白い。
多種多様のキャラクターの登場人物がいるけれど、自分の立場や性格でそれぞれが頑張っていて、決して主人公が善人で、敵は悪人という話ではない。
基本的にみんな善人。だからこそ、安心して読めるのかもしれない。
Amazonkindle unlimitedで3巻までは読めみたいですよ!
FFS理論
小林惠智博士がストレス理論をベースに研究開発された理論。
環境や刺激に対する感じ方や捉え方の特性を五つの因子として計量化したもの。
感想
この本は、そもそも「宇宙兄弟」という題材を使って、FFS理論を説明する本。
FFS理論と宇宙兄弟がいい感じにまとまったのが、最大の決め手だと思う。
私が学んだ「強み」とは、少し概念が違うけど、それをどうこう言うつもりはない。
要は、人それぞれ「強み」があって、「強み」によって優劣がつくものではなく、全て「強み」はすごい。いかしてこそナンボの世界。
自分に「強み」があるように、周りの人みんな「強み」を持っていて、
「強み」をいかせる場があれば、誰もがイキイキとできるということ。
これは、私が学んだ「強み」とも共通していて、一番大事な部分。
世の中の人みんなが、この意識を持てば、とても楽しくて生きやすい世界になるんじゃないかと本気で思っている。
本を買うと、FFSの簡易診断度とインターネットで行うFFS診断ができる。
インターネットのFFS診断は1度しかできないのが難点。
回答時間も短く、慌てて回答して、あれであっているのか?とちょっと心配になっている。
おすすめ度
「宇宙兄弟」を知っていていて、組織やグループに属している人、管理する立場にある人は、一度読んでおくといいと思える本です。
私は「宇宙兄弟」が好きなので、ぜひ読んでほしいな~と思いました。
最近、出掛ける事が減ったので大きめの本屋に寄ったら、何か気になる方は買ってくるようにしています。
Amazonkindle Unlimitedに入っているので、本は沢山読めるんだけど、やはり紙の本は紙の本でいい。
そして、ネットで注文すれば、紙の本もすぐに自宅に届くんだけど
本屋によって陳列の仕方が違い、おすすめが違うのも面白い。
ネットはほしい本を探すのには向いているけど、全く興味のない分野や存在すら知らないものの本は目にする機会もないので、やっぱり本屋もいいな~と思うのでした。
他にも本を紹介しています。