何故、ADHDは散財してしまうのか?
ADHDの人は、出費しやすい傾向にあると、よく見聞きします。
ADHDの当事者の殆どは、外向的直感(Ne)が高い傾向にあります。
脳内多動と外向的直感は何らかの関係があると思います。
Neが高いと、脳が現状に満足出来ずに新しい物事を希求することを優先してしまいます。
すると、脳がNeを満たしたくなり、衝動的になり突然、旅に出たり買いすぎたり高額な買い物をしてしまいます。
脳が常同性(Si)を拒み、真新しいこと、ワクワクを希求するのです。好奇心旺盛な傾向にあります。なので、いつも物事に対する期待値が高い状態が続いてしまうのです。
その特性のため、人の話が退屈に感じたり話が合わなかったり、余計な考え事をし肝心な物事に意識が向いてなかったりと、不便さをも招き、意識が自然と出費に向いてしまいます。
また、ADHDの人はストレスに弱いです。
衝動的になり出費してしまうパターンが大きいです。
ADHDがあると、ミスや二次障害、ASD傾向などが高確率で併発します。社会の受け皿や、他者と比較し落ち込み、にも悩みます。
すると、自分のミスや取り巻く状況が嫌になったり、突然の事でパニックやストレスを抱えそれが悪化してしまうかと思います。
また、忘れ物や無くし物の補填に出費するケースもあります。
そして、日本の枠にはまった神経質で集団的、保守的な傾向がADHDのこれらのの特性と反発してしまいます。
そのため、当事者は強いストレスに晒されその発散に衝動的に買い物や旅行をしてしまったり、ギャンブルやアルコールに依存してしまったりもします。
日本は(Si)が強い傾向にある国ですし、
同じ日常の連続は、当たり前です。
それがことごとくADHD当事者に合わず、ついつい出費や浪費を招いてしまうのかと思います。
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