絶対ひま! 時間潰しで考えた3つのこと
一昨日、初めての個展を開催しました💫
個展の開催は、海外旅行と似ています。
私はちょうど1年前、キューバまで旅に出ていました。
旅自体はワクワクなのですが、
長時間のフライトに耐えられるかドキドキでした。
個展もそうです。
開催期間は、終日ギャラリーにいなければいけません。
そこで事前に、こんなことをしようと3つ決めて臨みました。
結果的にたくさんの方々にお越しいただけて、心配無用でした😆
【1】 レンタルなんといない人!
レンタルギャラリーで、人間レンタル♪
1人目は、"レンタルなんもしない人"をレンタルしました。
ギャラリーを無人にできないので、
トイレに行きづらいことと、雑談相手として依頼したのです。
実は今回個展を開くにあたり、
以前トリックアート展へ視察にも行きました。
その時も同行していただきました😆
そんな経験もあり、今回も依頼。
ところが当日。
発熱してしまったとのことで、急遽キャンセルに😭
"レンタルなんといない人"を無料でレンタルすることになりました^^;
こんなこともあろうかと、
レンタルしていた人間は1人ではありません笑
世の中には、
レンタル恋人やレンタル家族、レンタル執事がいるのをご存知でしょうか?
一度も借りたことはありませんでした。
でも一度は借りてみたいと思っていました。
しかしメジャーなこの辺りは次回に持ち越して笑
今回レンタルしたのは、
・レンタル外国人
・忍者レンタル
・デブカリ
の3つです。
色々調べる中で、
忍者レンタルなんてあるのか! とびっくりしました笑笑
全員同時にレンタルしました。
終始和気藹々と雑談もでき、非常に充実した時間を過ごせました。
人間レンタルを集結させてみた感想は、また改めて綴らせてください!
【2】 個展会場で、心理戦勃発!
時間潰しの定番といえば、読書。
読書好きな私の目標は、年間100冊!
私は友人たちの中では読むスピードも速い方です。
とはいえ、
100冊読むこと自体を目的にしてしまうのは本末転倒。
ここ5年の平均冊数は、70冊/年ほどに落ち着いています。
個展期間中に読もうと思っていたのは、この3冊。
滅多に小説を読まない私が偶然選んだ小説です。
直木賞受賞作家が書かれた『君のクイズ』。
直木賞候補作の『地雷グリコ』と『令和元年の人生ゲーム』です。
芥川賞は文学的で難解なものも多いですが、
直木賞は読みやすいなと感じています。
この2冊は読むことができ、あっという間に読み終えました。
とっても面白かったです。
クイズ番組を見る目が変わりますし、
普段のよくあるゲームも自分なりのルールを作ってみたくなりました。
小説の世界にのめり込みすぎて、
個展会場であることを忘れてしまうくらいでした😅
『令和元年の人生ゲーム』も早く読んでみたいと思います!
【3】 葬式用のビデオレター!
2024年の目標の1つは、
エンディングノートを書くことです。
エンディングノートというのは、
遺言書のような法的拘束力はないですが、
死後に向けてメッセージや自分の資産などを残しておくものです。
私は、自分が死んでしまえば、あとはこだわりがないと思っていました。
でも、1つやってみたいことが生まれたのです。
葬式を明るい思い出にしてほしい。
忙しい合間を縫ってわざわざ時間を割いて、
参列してくださった方たちがいるのなら。
少しでも楽しい思い出にしてもらいたい、と思ったのです。
ところが、
何をしようが「故人が準備したもの」の時点で悲しくなるのは必然だと思います。
そこで一番重要なことを決めました。
人間が忘れていく五感の記憶の順番、ご存知ですか??
順番は、
聴覚 → 視覚 → 触覚 → 味覚 →嗅覚
だそうです。
はい、そうなのです。
最初に故人の声を思い出せなくなり、
次に故人の顔を思い出せなくなっていくのです。
ビデオレターにした理由はここにあります。
顔についていえば、遺影や思い出の写真で見返すことができます。
それより先に忘れてしまうもの。
「声」を残そうと思ったのです。
表情の作り方や、ちょっとした仕草、話し方や癖。
これらは、
エンディングノートに残すことができません。
身近な人が亡くなったとしたら。
私は、もう一度生きてる姿を見たいと願うのです。
個展会場をロケーションとして選んだのは、時間があるからだけではありません。
自分にとって、「初めて個展を開催できた」という事実は、
「生きていて良かった」を意味するからです。
寿命は朽ちてしまったとしても、
生き生きと生きることができたという感謝の気持ちを伝えられると思ったからです。
無事、撮影することができました。
【番外編】次なる目標は…!!
もちろん、死ぬことばかり考えているわけではありません笑
生きることばかりを考えているのです、一応😅
実は、他にも個展中にやろうと思っていたことはあります。
次に挑戦したい"初めて"は、
Kindle出版です。
私は旅行が好きで20ヶ国巡ってきました。
キューバやアウシュビッツ、オーロラなど行きづらい場所を訪れた経験もあります。
旅の中で感じたことや出来事を書籍にしてみたいなと思っています。
その執筆作業に着手しようと考えました。
本当に有難いことに、
個展中は沢山ご来場いただけて手をつけずに済みました。
このように、
私の初めての個展など、どなたもいらっしゃらないだろうと本気で考えていました。
お立ち寄りいただける方がいらっしゃる度にとても嬉しかったです。
誠にありがとうございました!!!