おくせん

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社会人のGW南部アフリカ冒険記⑩〜ジンバブエナイト篇〜

カラっとした暑さのなか、1時間以上は歩き周り宿に帰宅。 出発したときには空高く位置していた太陽が、アフリカの大地遥か地平線に沈もうとしている。 オレンジ色の空に生い茂った木の陰が対照的になっていて綺麗だ。 お腹が空いてしまったのだが、見渡す限りは宿の近くにご飯が食べられそうな場所がない。 それでも有名な滝の周辺、なにかあるだろうと調べてみると、完っ全に観光客向けのレストランをみつけた。 https://theboma.co.zw/ ↑みてよこれ。 めちゃくちゃ愉快じ

    • 社会人のGW南部アフリカ冒険記⑨〜ジンバブエ散策篇〜

      ジンバブエはヴィクトリアフォールズ付近の宿。 到着したのは昼過ぎだったが、敷地内の他の棟にもすでにちょいちょい人が入っている。 ホストなのか宿泊客なのかはわからないが、車で乗り入れている人もいた。 ここはザンビアとの国境に位置するヴィクトリアフォールズという街。その絶対的な観光スポットである滝と同じ名前がつけられている。 街自体はかなり閑散としており、付近を歩いてみても現地の住人とたまにすれ違うのみで、観光客を見かけたのはこの日夕食の店に着いてからだった。つまり観光客は滝に

      • 社会人のGW南部アフリカ冒険記⑧〜ジンバブエ着弾篇〜

        朝5時30分。目を覚ます。 このアフリカの旅は毎日移動距離が果てしないので、1日を早くスタートさせる必要がある。 ナミビアという国で4回目の朝。 今日はこの国を離れジンバブエに向かう。 ジンバブエ。 ハイパーインフレの印象で国の名前は昔から知っているがいざ行くとなるとこの国のことを何も知らない。 ただこの独特の響きが面白く、行き先が決まった日から毎日のように繰り返し意味もなく「ジンバブエ!」と発音していた。 ジンバブエは、大きな石の家、という意味らしく、かつてこの付近で

        • 社会人のGW南部アフリカ冒険記⑦〜ナミビア最終日篇〜

          日本より遥か南西ナミブ砂漠のど真ん中で迎える2回目の朝。 昨日はしっかり目的を果たし、これ以上ここに用はないので今日はナミビアの首都ウイントフックに戻る。 日の出前5時。 昨日も見た星空を見上げる。 同じ景色だが圧巻の一言。 星降る空ってこういうことなのか。 日が昇り辺りが明るくなると、昨日の夜自炊して捨てた残飯がハイエナに荒らされていた。 ロッジの前で料理をするスタイルなのだが、昨日の夜食事をしている時点で暗闇に黄色い目がいくつも浮かび、こちらを狙っていた。 これは身

          社会人のGW南部アフリカ冒険記⑥〜デッドフレイ篇〜

          ナミブ砂漠のど真ん中のロッジ。 日の出前5時。長時間運転で疲れ果てているはずが目が覚めた。 ふと思い立って外に出てみると、街頭などあるはずもないのに外が明るい。 見上げると写真で見るような満天の星。 昨晩もすごかったのだが月が沈み暗やみに浮かぶ星がくっきり見える。 しっかりとした天の河を初めて見た。 誇張じゃなく流れ星が10秒に一回光る。 地面には獣と思しきものの足あともある。 この暗やみでいつ襲われるかもわからない。 そして何より寒い。 砂漠の寒さ、何がでるかわからな

          社会人のGW南部アフリカ冒険記⑥〜デッドフレイ篇〜

          社会人のGW南部アフリカ冒険記⑤〜耐久砂漠ドライブ篇〜

          さてようやく砂漠に向けて走り出す。 最終目的地はデッドフレイだが今日はとりあえずその前拠点であるセスリエムが目的地だ。 maps.meと車につけたナビどちらもみながらとりあえず砂漠方面に走り出して市街地を抜ける。ナミビア市街地は綺麗で、交通の治安も本当にいい。信号待ちで物乞いのような人は来るけれど。 市街地の端までいくとmaps.meとナビが全然違う方向を示す。リアルタイムで更新しているはずのmaps.meを信じて進む。 入りました〜未舗装地帯。70km超えて飛ばすと余

          社会人のGW南部アフリカ冒険記⑤〜耐久砂漠ドライブ篇〜

          社会人のGW南部アフリカ冒険記④〜レンタカー篇〜

          ナミビアに来て一夜が明け、いよいよナミブ砂漠へ向かう。これがこの国に来た本当の目的。 ツアーは組まずに自らの足だけでナミブ砂漠の最奥地、デッドフレイまで行こうという企画。 そうなるともうレンタカーしかないので、事前に国際免許証を取得のうえ現地の店舗であらかじめ予約をしておいた。 〈事前準備事項〉 ・国際免許証の取得 ・現地レンタカーの予約 国際免許証は出発の3ヶ月前に地元の免許センターで取得した。 レンタカーはEUROP CARという世界中に支店を置くレンタカー屋の

          社会人のGW南部アフリカ冒険記④〜レンタカー篇〜

          社会人のGW南部アフリカ冒険記③〜夜のウイントフック篇〜

          冒険記③ ホテルの前まで戻ってくると、なにやら広場に人が集まっているのが見える。音楽も聴こえてきてなんだか楽しそう。これは行かなくては。 入ってみると建てられたであろう(常設ではない)ステージで人が歌っている。なかなか人数も集まっており、奥の方ではたくさん屋台が出ている。 いかにも地元のお祭り。ご飯も食べられそうだしそこまで広すぎないのでブラブラしてみよう。 とりあえずビールと肉を買う。これはウイントフックラガー。日本にいたら絶対に飲まない超ローカルビール。味は。。忘

          社会人のGW南部アフリカ冒険記③〜夜のウイントフック篇〜

          社会人のGW南部アフリカ冒険記②〜ウイントフック篇〜

          冒険記② 無事にアフリカ大陸に降り立った私。 初めて立つその大地に心躍る。 センターに着き入国審査。パスポートを窓口のおばちゃんに渡す。「ハロー!」初めてのナミビア人(いや、そもそもアフリカ人とは初か?)との会話に入ろうとすると、「オイ…!」と静かにキレた声が聞こえる。 私のハニカミも即座に消え見上げると黙って手を差し出すおばちゃん。「え?」入国カードを出せとのこと。ああ、申し訳ない。 入国カードを差し出します。すると今度はその入国カードが何も言わずに返ってくる。 「

          社会人のGW南部アフリカ冒険記②〜ウイントフック篇〜

          社会人のGW南部アフリカ冒険記①〜ナミビアへ!〜

          腰が重く。 書くまでに1年と少し経ってしまった。 社会人のプチ冒険記。誰か少しでも目に留めてくれたら嬉しいです。 2023年GW。 うまいこと休みをつなげ10.5連休を作り上げた。 ナミビア、ジンバブエ、少しボツワナとザンビア。 時間がないなかでアフリカ南部へ行かれる方、何かしら参考にしていただけたらと思います。 ということで少しずつ時系列に投稿していく。 まずは初日の移動篇。 2023年4月28日(金) 飛行機は成田空港夜発の便。 エチオピア航空で 成田→仁川

          社会人のGW南部アフリカ冒険記①〜ナミビアへ!〜