どこに行くかよりも、行った先でどうがんばるかが大事
最初の記事で、私は内定をいただいた大学に移ることに決定と書きました。
しかし、本当のことを言うと、内定をいただいた大学は私の希望通りというものではありませんでした(詳しくは書けませんが)。
希望する大学には面接まで進むも不採用、唯一内手をいただいたのは、いろんな理由で気の進まない大学…
しかし、もうすぐ任期が切れる、内定をいただいた大学に行かなければ無職という現実を考えると、行くしかない…
最後の最後まで公募に応募し続けましたが、入試で言うところの「滑り止め」的な大学に行かなければならないと悩んでいました。
私が大学教員公募活動をはじめた頃から時々相談にのっていただいた方がいるのですが、その人にこの悩みを相談した時に言われました。
どこに行くかよりも、行った先でどうがんばるかが大事
どんな大学で教員として勤めたいかは人それぞれだと思いますが、必ずしも最も希望する大学で教員のポジションを得ることは難しいと思います。
他大学への異動には多少の妥協や我慢が求められるかもしれません。
でも、行った先が希通りの大学でも、そうでない大学でも、結局、行った大学で教員としての務めを必死に果たすことが大事で、その努力がさらに次のポジションの獲得につながるのだと思います。
大学教員公募だけでなく、進学や就職でも同じことが言えると思います。
第一希望に進学または就職できれば、それはそれで素晴らしいと思います。
でも、もっと大事なのは、進学した学校、就職した会社で、自分がどうがんばるかです。
どこに行くかよりも、行った先でどうがんばるかが大事
とても良い言葉をいただきました。
研究環境が整って、待遇も良くて、学生の勉強意欲が高くて、希望する立地にある大学に行きたい!と思って教員公募に応募していました。
私は行き先のことばかりに目が行ってました。
内定をいただいた大学はいろいろな点で不満があり、着任の気持ちが固まりませんでしたが、この言葉でハッとしました。
新天地でもがんばります!
もちろん公募も続けますよ!