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2024年10月25日 指示を越えた提案

美容師のTさんは、常連客であるSさんを担当する際に「今日はどうしましょうか?」と聞くと、決まって「前回と同じで」と返答され、いつも通りのとパーマの施術を長年行なってきました。

Sさんには年満足してもらっていました。ただ、髪質などを考慮すると別の髪形の方がパーマのかかりも良く、何よりSさんに似合うとTさんは思っていましたが、Sさんの指示通りに行なうことを優先していました。

その後、再びSさんが来店した際に、Tさんは思い切って新しい髪形を提案すると、「ではTさんにおまかせします」と言われたのです。

施術後、Sさんは新しい髪形を気に入ってくれました。それからは「前と同じで」ではなく「Tさんにおまかせします」と言われるようになり、コミュニケーションも深まり、信頼関係がより強くなったような気がしました。

指示された通りのことを的確に行なうのは当然のことですが、改善点などがあれば積極的に提案して、より良い業務内容と職場環境を築いていきたいものです。

今日の心がけ◆積極的に提案しましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年10月号より引用


有料記事の中身はどんなもの?
という疑問をQ&Aでまとめました。
内容にご納得のうえで購入を検討してくださいね。


【1】 著者の個人的な感想

以前通っていた理容院で「白髪、染めたほうがいいよ?」と言われれ、時間もお金もなかったので「今日は結構です」とお伝えしたんです。そしたら「部分染めだけでもやったほうがいいよ、それなら安いしすぐ終わるし」というので渋々承諾したところ、色も決めずに全部染められた(たぶん前回と同じ色)上に、きっちり全体染めの料金を請求してきました。そしてお金もなくなり、あとの予定にも間に合いませんでした。長年通っていたのですが、それ以来、その理容院には絶対に行かないと心に決めました。

というわけで。

積極的に提案されたりグイグイくるタイプの人が必ずしも好まれるとは限りません。理・美容院以外では服屋さんや電化製品店もそうですね。選んでるときに営業を仕掛けてくるお店には二度と行きません。ほっといてほしいですし、聞きたいと思ったときにこっちから声掛けますから…って。

でもたぶん…

職場の教養に書いてあることを実践したほうが売上も利益も上がるんでしょう。現に、グイグイいけない私のフリーランスとして仕事の売上金額がそれを証明しています苦笑

自分がされたら嫌だから…ではなく、こんな私みたいな性格の人をも虜にする提案力が身につけられるように頑張らないと…ですね。

さて朝礼では。

お客様や取引先に対して提案するのは難しい…と思った人は、まずは社内で実践しましょう。改善提案とか企画とか。

今日の心がけを少しずつ実践して、徐々に提案力を上げていきましょう。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。


【2】 意見を述べてみよう

新しいことを提案して拒否されたり、仮に案が通ったとしても失敗したらと思うと…

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