見出し画像

おめでとうございます!に感謝

ビジネスとテクノロジーを学び続ける「ラーニングアニマル」ですが、先週公開したブログ「MOTについて」が、 #マーケティング で特にスキを集めた記事になりました。心より感謝致します!!

MOTに関して

購入する瞬間(Moment of Truth=真実の瞬間)に着目する購買行動モデルはたいへん興味深いと感じました。

人は、結局のところ、だいたい最初の印象で判断して、購入するかを決めているというのは納得です。

これが、インターネットが普及することで、先に検索をしてから、購入を決める「ZMOT」に変わるというのも納得だったのではないかと思います。

現代は、店舗に訪れる瞬間にすでに購入が決まっているということです。

ブログ中に記載しておけばよかったと思ったのは、
1.FMOT:エフモット(First Moment of Truth)
2.SMOT:エスモット(Second Moment of Truth)
3.TMOT:ティーモット(Third Moment of Truth)
その手前が、
0.ZMOT:ジーモット(Zero Moment of Truth)
0、1、2、3に並んでいますので、順番も覚えていただければと思います。

意思決定が「ZMOT」になる

現代社会では、情報があふれているため、それを事前に検索することで、購買行動にかかわらず、様々な意思決定がZero Moment of Truthになっています。

例えば、仕事をしていても、承認のハンコを押すときは、正しくプロセスを実施して、問題ないかを確認すればOKなところを、細かく内容を、何度も指摘したり、説明の仕方、メールのやり取りを繰り返すことで、なかなか承認できないという出来事が発生します。

承認に必要な書類のフォーマットやプロセスを明確化し、ワークフローで承認すると早くなります。自分で判断できないときは、レビュー担当をつけて、その人がOKなら承認というように、Zero Moment of Truthで承認できるようにしましょう!!

また、これからは、社内のポスティング異動・転職などの人生を決めるような出来事も、すでにキャリアやスキルが公開されているため、その人に会って面接する前から、異動や、採用・内定が決まっていたりします。つまり、組織や会社が自分を採用(購入)するのも、Zero Moment of Truthになるということです。

結果として、営業だけでなく、開発・品質、人事に至るまで、すべての業務が、事前に情報収集が行われ、Zero Moment of Truthで決まります。

たとえ、難しい意思決定だと感じても、「ファーストチェス理論」というものがあり、実は、長く考えても、最善の手を思いつくとは限りません。

購買行動に限らず、意思決定すべてが、事前にある程度情報を調べて、Zero Moment of Truthに近づくようになります。
MOTの購買行動を学び、事前に必要な情報を調べて、真実の瞬間である意思決定を素早くしていきましょう!!

いいなと思ったら応援しよう!