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乃木坂5期生

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2024年3月の記事一覧

懐かしいけど初めてな感じ

懐かしいけど初めてな感じ

休日デートが終わり

帰ろうとしたところで彩ちゃんが帰りたくないと

言いだしてお泊り会が開催されるこになり

今に至る

彩母:ごめんね〇〇くんいきなり

〇〇:いえいえ僕も彩ちゃんと過ごせるのは嬉しいですから

彩母:ほら彩!しっかり〇〇くんとお家の人に感謝しなさいよ!

彩:は~い!分かったよ!

彩母:じゃあ〇〇くんよろしくね

彩母:お母さんの方にもよろしくお伝えください

〇〇:はい、

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学生証忘れただけなのに

学生証忘れただけなのに

〇:てれぱんまたね〜

瑛:うん!〇〇君またね〜

俺は今推しとのリアルミーグリが終わった

〇:......てれぱん可愛かったな

俺は帰りの電車の中でその幸せを噛み締めていた

〇:......あれ?俺の学生証どこやったっけ?

一方その頃

瑛:ふぅ〜今日も楽しかった〜......あれこれって?

瑛:これ〇〇君のだ〜!

瑛:住所まで書いてる!

瑛:ふふ...ふふふふ

和:てれぱーんな

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帰り道に恋拾いました...

帰り道に恋拾いました...

ある日の冬の夜勤終わり

〇:帰りた〜い帰りた〜い暖かい我が家が待っている〜🎶

〇:一人暮らしは家を広々と使えるから良いよな〜

彩:どうしよう...どうしよう...

〇:子供が困ってる...でも話しかけたら不審者だよな

彩:あわわわ......

〇:(ダメダメ前科なんてつけたくない......けど)

彩:これからどうしよう...

〇:......

〇:どうしたの?

彩:ご、ごめ

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儚いなんて言葉は飾りだと思っていた

儚いなんて言葉は飾りだと思っていた

まだ春の温かさを感じる前の冬終わり
いつもより大きく感じるこの部屋

『嘘つき…』

目頭が熱くなる感覚と同時に『想い』の塊が落ちていく
天井なんて見上げても光なんてない

『まだ思い出…作りたかったな…』

私の想いを寄せる彼は病に体を蝕まれていた

「あれ?もう来たの?」

『うるさいな』

どちらからでもなく頬が緩む

花瓶には新しく汲まれた聖水
花たちも喜んでいる

「じゃあ今日もお願いし

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卒業式でも怒られました......

卒業式でも怒られました......

春を感じるこの季節。

茉央と俺は卒業式の日の朝だというのに布団を取り合っていた。

「おい、寒いって。」

「まおやって布団でぬくぬくしたいねん。」

「ったく......」

名残惜しいけどひと足先に布団から出て2人分の朝食を用意する。

匂いにつられて茉央も食卓へやってきた。

「朝一緒に食べるのも久しぶりやな、最近寂しかってん」

「お互い忙しかったからね。」

「忙しかったのは知っとるけ

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普段はほんわかしてるけど嫉妬するとヤンデレになる彼女

普段はほんわかしてるけど嫉妬するとヤンデレになる彼女

ー冨里奈央中編ー

乃木坂高校2年の〇〇は付き合って5ヶ月の彼女、冨里奈央がいる。

奈央:〇〇くんおはよ!

〇〇:奈央おはよ

奈央:ねぇねぇ!今日の帰り行きたい所あるの〜一緒に行こうよ!

〇〇:良いぞ

奈央:わ〜い!

〇〇:(可愛いな)

奈央:〇〇くんとデートだ〜

〇〇:デートって程じゃないけどな

奈央:奈央にとってはそれでもデートなの!

〇〇:そ…そうなのか

奈央:〇〇くん

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なっんで!わたしに振り向いてくれないのっ!!

なっんで!わたしに振り向いてくれないのっ!!

僕は〇〇高校生

突然だけど僕には幼馴染みがいる

僕はその子が好き

だけど…素直になれない

話しかけてくれるのは嬉しいんだけどね…



咲月:おっはよ〜!〇〇〜!

〇〇:あ、おはよう咲月

〇〇:声大きいね

咲月:なんでそんなに元気無いの!

咲月:もっと元気に行こ〜よ!

〇〇:朝だもん

咲月:朝でもさ〜!

咲月:テンション挙げないと!

咲月:1日元気に過ごせないぞ〜!

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負けヒロインにはなりたくない!けど…

負けヒロインにはなりたくない!けど…

いつもより少し静かな教室

まだ揃わないクラスメイト

今日は元気な天気で晴れ

しかも隣にはわたしの好きな彼

朝からとても気分が良い

咲月:〇〇…朝だね…

〇〇:そうだね朝だなぁ…

こうしてまったりとホームルームまで過ごす

〇〇:もう帰りたいわ

咲月:分かるすごい帰りたい

こんな風に〇〇と朝まったりと過ごすようになったのはいつからだろう

思い返すと

……中学生の頃からかな

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幼馴染彼女の愛を再確認する話

幼馴染彼女の愛を再確認する話

目覚まし時計がけたたましく鳴り響き、瞼を開かせる。

今日もどうやら雨。何日連続だろう。

梅雨は永遠に明けないんじゃないかと錯覚してしまう。

隣で眠る小さな背中を起こさぬように俺はベッドを降りる。

広くはないキッチンでトースターにパンを入れ、テレビをつけると、どうやらケーキ特集。

〇〇:あ、職場の近くじゃん。 久々にタルトでも食いたいなぁ...。

小さく独り言を言う。

和:...ぉはよ

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冷たい君の溶かし方。

冷たい君の溶かし方。

アルルエリさんの企画作品となります!

この度はXのフォロワー2000人突破おめでとうございますっ!!🎉🎉

〇〇「おはよ、和〜」

井上「、、、、、、、、」

〇〇「昨日はさ、咲月と茉央が大変でさ〜」

井上「、、、、、、、、、」

季節は冬から春にかけて少しずつ気温を上げ、殺風景だった街の景色を春色に染めていく。

冬風に舞っていた枯葉は緑色に、厚手のコートから薄手のカーディガンに、冷たい

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シュレディンガーの恋。

シュレディンガーの恋。

〇〇「はぁ、、、」

朝の眩しい太陽とは対照的に真っ暗な顔をした男子高校生、菅原〇〇は歩いていた。

冬の寒さもかなり薄れ、等間隔に植えられた街路樹にも少しずつ緑が見え始めている。

〇〇「学校行きたくねぇ、、、、、」

別に授業が嫌なわけでも、課題をやってないとかでも、先生からパワハラ受けてるとかでもない。

ある1人のクラスメイトが原因で、、、

「ねぇまってー!」 『おそいぞー!早くきてっ!

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俺の彼女は人との距離が近すぎる、、、

俺の彼女は人との距離が近すぎる、、、

〇〇「、、、、、、、、」

みなさんこんにちは、櫻坂高校2年生の井上〇〇です。

突然ですが、今は教室の中で手を組みながら最愛の彼女の様子を観察しています。

あっ、キモイとか言わないでくださいね?

菅原「にゃぎ〜♪」ギュッ

井上「やめてよさっちゃん、、、」

菅原「クールなにゃぎもかわちいね〜!」

井上「もぉ〜!」

僕の彼女はクラスメイトである菅原咲月。

たった今、これもまたクラスメ

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学校の人気者である2人の幼なじみが普通の俺のことが好き!?

学校の人気者である2人の幼なじみが普通の俺のことが好き!?

俺には幼なじみが2人いる

名前は井上和と菅原咲月

和は絵が上手かったり、運動神経もいい、それに勉強もまぁまぁ出来る、そして弓道部に入っており大会で賞も取っておりみんなから慕われている

咲月はものすごく真面目で色々頑張ってやろうとするんだが何故か毎回上手くいかない事が多いため、みんなに親しみやすさがあると言われている

その上2人はものすごく可愛いので男子からものすごくモテている

そんな2人

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幼なじみの咲月#3【ご褒美】

幼なじみの咲月#3【ご褒美】

咲:ねえ、もっと

・・・・・・

・・・・・・

咲:まだやめないで

・・・・・・

・・・・・・

玄関先でもうどれくらいこうしているだろうか。

ふにゃふにゃに緩みきった顔を眺めつつ、色素の薄い髪を繰り返し撫でる。

咲:えっへへへへぇぇ

咲月があんまり嬉しそうにしてるのでやめ時が分からない。

話は少し前に遡る。

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