新生活に疲れたら。短編映画でリフレッシュ!〜新海誠作品3選〜
気づけば4月ももう中盤。
新しい生活や新しい出会いは、私たちをワクワクさせてくれるのと同時に、少し疲れてしまうものでもありますよね。
ここで一旦、張り詰めていた緊張をほぐしてあげる時間が必要かも・・・?
…ということで今回の記事では、短い時間で視聴可能で、しかもリフレッシュできる「新海誠作品」を3つご紹介させていただきます!
新海誠作品は、春に合うキラキラ輝く映像とどこか儚いストーリーが特徴的。
ここから何かインスピレーションを得ることもできるかもしれませんね。
この機会にぜひ、疲れた心にちょっとした癒しを、頑張りすぎた身体にエネルギーを・・・!
01:彼女と彼女の猫/5分
最初にご紹介するのは、1999年に作られた短編アニメーション「彼女と彼女の猫」。
新海誠と聞くと、キラキラした青春感あふれる作品をイメージされる方も多いかと思いますが、こちらはなんとそのイメージを180度覆す、モノクロ作品!
しかしこのモノクロ感がまた良い味を出しているんです。
気になる内容はこんな感じ。
生活していくことの漠然とした寂しさ、微かな痛み、ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感情を映像と音に託しました。/作品概要引用
新生活の華やかさの裏に見え隠れする寂しさや痛みなどを、ジーンと感じることができる作品になっています。
観終わったあとは、ふと誰かに会いたくなってしまうかも?
また、こちらの作品は5分弱という短さなので、スキマ時間にサクッと観ることができますよ!
張り詰めた緊張を少しだけほぐしたい・・・そんなアナタにオススメの作品です。
02:秒速5センチメートル/63分
お次は、2007年のアニメーション映画「秒速5センチメートル」です!
キャッチコピーは、「どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか」。
新海誠自身が監督、原作、脚本、絵コンテ、演出までを手掛けた劇場作品となっており、惹かれあっていた男女の時間と距離による変化を「桜花抄」・「コスモナウト」・「秒速5センチメートル」という3つの連作短編で表現しています。
日本人の多くが「桜の落ちる速度」を知っているのは、この映画があったからと言っても過言ではないはず。
しかしこちらの作品、「映画自体の名前は知っているけど観たことはない」・・・という方が意外と多いのではないでしょうか?
こちらの作品は、桜がとても印象的に描かれていて、暖かさや儚さがダイレクトに伝わってくる良作。
私は毎年この季節になると、この作品に戻ってきたくなってしまうほどです。
しかもこちらの作品は1時間という短さ。
そんな短時間でこの満足感は中々得られるものではありません。
外の春風と映像の中の煌めきがマッチして、映像にリアリティを感じられるこの季節にぜひ、観てみてくださいね!
03:言の葉の庭/46分
最後にご紹介するのは、2013年のアニメーション映画「言の葉の庭」です!
キャッチコピーは「”愛”よりも昔、”孤悲”のものがたり」。
新海誠初めての「恋」の物語と釘打っており、万葉集を引用しているのだとか。
・・・そしてこちらの作品はなんと、8割が雨のシーンで構成されているんです!
今、「ジメジメした作品は観たくないなあ…」なんて思いました・・・?
いいえ!!こちらの作品は、雨がこれでもかというほどにキラキラした美しい演出で描かれているのです!!
ジメジメした季節の中に滲む恋心や、煌めきが加速させる熱が新海誠の世界観にしっかりと落とし込まれて、なんとも言えない良さがあります。
これから訪れる憂鬱な梅雨の季節が、ちょっとだけロマンチックになるかもしれませんね。
季節を先取りして、ぜひ観てみてください!
いかがでしたか?
長い映画が苦手だという方も、このくらいの短編ならサクッと観ることができて、リフレッシュになること間違いなし◎
これから始まる新しい生活をより豊かなものにするお手伝いになればと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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