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曖昧さの中にある自由 挑戦 こだわり 広がる未来 「新しい自分」制作日記
作曲家として
先日作った曲は、あえて曖昧な詩に仕上げました。どこかで聞いた「小学校3年生でも理解できる内容が理想」という話を意識しつつ、それでも歌詞の中にはあえて抽象的な表現や「☆☆☆」のような曖昧さを残しました。突然登場するパートナーの存在も、その一環です。正直、恋愛をテーマにした歌はこれまであまり描いてきませんでした。理由はシンプルで、自分の恋愛観がどこか変わっていると感じていたからです。だからこそ、曖昧に表現することで、自分の中の不安や葛藤を少し薄めているのかもしれません。
「残すもの」
音楽を作るだけではなく、今回はビジュアルや動画のデザインにもこだわりました。
新曲↓
https://www.youtube.com/watch?v=cFYF6q07aSE
前回の曲は、勢いに任せてサクサクと仕上げてしまった部分があったので、今回は「せっかく残すものなんだから」と細部にまで意識を向けました。制作する中で気づいたのは、自分の声の特性です。高音が響きやすい私のボイスが、全体のバランスを崩していないかが気になりました。参考にしたのは、K-POPやメジャーアーティストの音源。シャリっとした高音の存在感が魅力になっていることに気づき、自分のMIXにも活かそうと工夫を重ねました。ただ、音割れのリスクもあるため、最新の知識を活用してギリギリのラインを攻めています。
微細な音と向き合う日々
制作中に気づいた、ささいな問題も記録しておきたいと思います。例えば、収録中に無意識でマウスのクリック音が入っていたり、自分の声が大きすぎてマイクとの距離感が不自然になっていたり。
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こうした細かな課題が後から浮き彫りになるのが音楽制作の面白さでもあり、難しさでもあります。クリック音なんて聞こえないかもしれませんが、自分の耳にはしっかり残っていて、それをどう処理するかに頭を悩ませる時間も含めて、全てが大切なプロセスです。
音楽を通して
作曲を続ける理由。それは、音楽が感情を形にする唯一無二の手段だからです。一つ一つのリアクションが嬉しく、励みになります。私の作品が、誰かの心に少しでも響くことを願いながら、次の曲作りへのエネルギーに変えています。
今後も、曖昧さの中にある自由を探りながら、私だけの音楽を作り続けていきたいと思います。そしていつか、その音楽がもっと多くの人々に届く日を目指して、今日も一歩ずつ進んでいきます。
そして、何よりも自分自身の音楽観がどのように形作られていったか、その過程を深く探ることが大切だと感じています。私が音楽を通じて表現したいのは、単に技術や理論だけではなく、その奥にある感情や物語です。作品を聴いてくださる方々が、自分の中にある感情や記憶を呼び起こすような、そんな音楽を作り続けたいと思います。
また、制作に取り組む中で気づいたのは、音楽とは孤独な作業でありながらも、多くの人々とのつながりによって完成するということです。大切なのはリスナーの存在です。リスナーの声やリアクションが、次の作品を作るための原動力となっています。
これからも、音楽を通じて自分自身の可能性を広げるとともに、さまざまな挑戦を恐れずに新しい音楽の世界を切り開いていきたいです。一人ひとりとのつながりを大切にしながら、一歩ずつ進んでいきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162875138/picture_pc_92cb1a651d47579cbe8a5323a2f1ae3d.gif)
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