防災袋に入れたいモバイルバッテリーは〈乾電池式〉と〈リン酸鉄〉【2024.6.23更新
自然災害に備えて防災袋を用意されている方、今は結構いらっしゃるのではないかと思います。
今や生活必需品となったスマホ。災害時にはバッテリーの確保も大事になってきます。
私は、一般的なリチウムイオンバッテリーではなく、以下の二つを防災袋に準備しています。
単3・単4の乾電池・充電池から電源供給するバッテリー
長寿命・高安全性のリン酸鉄モバイルバッテリー
もしもの時の備えでモバイルバッテリーを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
USB入出力充電器BQ-CC87LAM
こちらの製品は、
Panasonic製のeneloopや充電式エボルタの急速充電器
単三・単四電池からUSB経由で電源供給
2つの機能を併せ持った製品です。
開封の儀
通常の本体カラーは「白」ですが、今回はAmazon限定仕様の「黒」をチョイスしました。
「LEDライトアタッチメント」は、装着すると電池蓋と干渉してしまうので、個人的にはあまり活用シーンはなさそうです。
強いて言えば「USB Type-C」であればよかったです。
充電中は内部のLEDライトが透けて見えるような表示になります。
充電器としては「単3型」「単4型」両方に対応しています。
USB出力からモバイルバッテリーとして用いる場合は、「充電池」だけでなく「乾電池」も使用できるのがうれしいところです。
eneloopのバッテリー容量について
eneloopのバッテリー容量は1,900mAhで、4本使えば立派なモバイルバッテリーに...、と話は単純ではありません。
表示の電圧がeneloopとスマホでは違うので、注意が必要です。エレコムはモバイルバッテリーを3.7V表記で統一しています。この表記に従うと、写真のeneloopは「616 mAh 換算」になります。
電池容量が1,821mAhの「iPhone SE (第2世代)」ですが、eneloopを4本使っても「かろうじて1回満充電できないくらい」になります。
USB電源アダプタは付属しない
私はiPhoneにかつて付属していた5Wの充電器を使用していますが、eneloopの高速充電には十分です。
乾電池メリット・デメリット
昨今スマホのモバイルバッテリーは、リチウムイオンバッテリーが主役となりました。
ただ、昔からある乾電池にもメリットはあります。
⭕️ 容易に入手性できる
⭕️ 年単位での長期保存に向いている (年で数%の自己放電)
❌ バッテリー容量は、この時代決して大きくない
リチウムイオンバッテリーのデメリットは、「月に数%」単位で自己放電(蓄えられている電気が徐々に減少)してしまうことです。
セールの時などに単3乾電池を補充しておいて、いざという時のために保管しておくのが良さそうです。
エレコムリン酸鉄モバイルバッテリーDE-C39-12000
乾電池式モバイルバッテリーには容量に不安があるので、あわせて準備したいのが、大容量式のモバイルバッテリーです。
一般的にはリチウムイオンバッテリーですが、私はエレコムの〈リン酸鉄モバイルバッテリー〉を備えています。
リン酸鉄は
⭕️長寿命
⭕️安全性が高い
❌本体重量がやや大きく、重い (約310g)
といった特徴があります。
それ以外は、至って普通のモバイルバッテリーです。
こちらの12,000 mAhのタイプの重量は約310gですが、Ankerの類似製品(リチウムイオンバッテリー)は200g程度の重量です。
正直なところ持ち運びには不向きの重量感ですが、家に備えておく分には問題ないですね。
まとめ:いざという時に備えたいバッテリー
今回は、私が災害用に備えているバッテリーのお話でした。
今は色々なタイプのバッテリーが販売されているので、ご自身のライフスタイルにあわせた製品を選択してみてください。
また防災袋にバッテリーと一緒に備えておきたいものといえば、「保存食」と「ラジオ」があります。
保存食ののオススメは「ビスコ」。いつもの味なので、食べやすいです。
情報源として、バッテリーで長時間動作するソニーのラジオを用意しています。
災害がないことを願っていますが、いざという時の備えも、着実に進めておきたいですね。
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