
【家庭内情シス】子ども用GPS、なぜ〈みてねみまもりGPS〉を選んだか?
春は新生活シーズン。
我が家の子どもも新生活を迎え、行動範囲がぐっと広がることとなりました。
最近は防犯意識が高まるニュースも多く、何かあってからでは遅い。そこで、子どもに GPS端末 を持ってもらうことにしました。
比較検討した結果、我が家が子どもに選んだGPS端末は「みてねみまもりGPS」です。
✔ 維持費が安い
✔ 操作がシンプルで使いやすい
✔ 必要十分な機能がそろっている
✔ 音が鳴らないので、子どもの生活を邪魔しない
このバランスの良さが決め手になりました。
使ってみて感じたこと
実際に「みてねみまもりGPS」の端末を購入し、GPSプランも契約してみました。

結論:満足度が高いが、注意点もいくつかある
「良かった点」
操作がシンプルで使いやすい
電池持ちは問題なし
価格が手頃
「気になった点」
お知らせボタンのタイムラグ
家族のアカウント作成が少し手間
充電が0の状態で届いた(初回は注意)
同梱されたメッセージがエモい
私が思わずグッときたのが、端末に同梱されていたメッセージです。
ずっとつないできた我が子の手を、少しの間、離す瞬間が訪れました。
人生において、必要なことだと分かってはいても、ちょっとさみしく、ちょっと心配。
みてねみまもりGPSは、そんな皆さまを優しく見守ります。
思わず共感する親御さんも多いのではないでしょうか。私はユーザーの想いを大切にする姿勢、熱く支持したいです。
家族もアカウントを作成する必要がある
「家族アルバム みてね」はアカウント作成が非常に簡略化されていましたが、「みてねみまもりGPS」は、家族ごとにアカウント作成が必要です。
私の家族は、私がサポートしながらアカウントを作成しましたが、家族アルバムと同じ感じでいると、少し戸惑うところがあるかもしれません。
アカウントの作成は、不正な第三者にGPSを追跡されないよう、セキュリティの都合上はしょうがないかな、とも思っています。
お知らせボタンはタイムラグがある
GPS端末には「お知らせボタン」がついており、もしもの時に押すと親が持つスマホに通知が飛ぶようになっています。
この「お知らせボタン」ですが、ボタンを押してからスマホの方に通知が飛ぶまで、数十秒程度タイムラグがあります。
GPS端末を持っているということは、子どもが離れた場所にいる想定です。通知の数十秒がそれほど大きな差にもなるとは思えませんが、気になる方は注意していただく必要があります。
現時点では電池持ちに不満なし
購入した直後に電池残量を確認したら「0(スッカラカン)」だったのには少々面食らいましたが、電池持ちに関して不満はないです。
端末に動きがないと、自動的に省エネモードになって測位も休止します。家や学校に長時間いる時は、それほど電池は消耗しません。
また充電端子はUSB-Cなので、スマホなどの充電器で気軽に充電することも可能です。
比較検討したのは〈au あんしんウォッチャー LE〉
子ども用のGPSは、各社からサービス提供されています。
その中でも比較的評判が良かったのが、私が選んだ〈みてねみまもりGPS〉と〈au あんしんウォッチャーLE〉です。

〈みてねみまもりGPS〉と〈au あんしんウォッチャーLE〉の価格や機能はほぼほぼ同等です。
〈au あんしんウォッチャーLE〉は2台でも月額利用料539円で、きょうだいがいるご家庭に人気です。
重視したのは〈アプリの操作感〉
私が〈auあんしんウォッチャーLE〉を選ばなかった決定的な理由が、GPS端末の設定や操作を〈au HOMEアプリ〉から操作する点です。
au HOMEアプリは、さまざまなauデバイスや家電を一括して操作できる、多機能なアプリです。
こういったアプリは一見便利そうなのですが、多機能アプリは操作方法が一目でわかりにくい・多機能なあまり動作が重いことがある、といった点に注意する必要があります。
ところで、我が家は子どもの写真管理に「家族アルバム みてね」を愛用しています。
写真を共有するだけなら「iCloud」「Googleフォト」などのクラウドストレージを利用する方法があります。
ただ、一般的なクラウドストレージは〈アカウントの作成〉や〈共有フォルダの作成・設定〉など、不慣れな方にはハードルが高い操作があります。
「家族アルバム みてね」はスマホに不慣れな家族でも使いやすい操作感が特徴です。アカウント作成などの手間も、非常に簡略化されいます。家族への操作説明がとにかく楽で、助かっています。
今回、子ども用GPSは家族で操作することを想定していました。〈みてね〉シリーズの使いやすさに期待し、今回は「みてねみまもりGPS」を選びました。
ボイスメッセージ機能はいらない
〈みてねみまもりGPS〉には、ボイスメッセージ機能のついた「みてねみまもりGPSトーク(月額748円)」という機種も用意されています。
私は、授業中に音が鳴らない端末、ということを重視しています。今回はボイスメッセージ機能のないタイプをチョイスしました。
通常版の〈みてねみまもりGPS〉でも、「ボタンを押すと親のスマホに通知が飛ぶ」という機能は使うことができます。我が家の使い方なら、まずはこの機能で十分と思っています。
AirTagではダメなのか?
子どもの行先を見守るガジェットとして「Apple AirTag」は、まず検討対象にあがるところです。
しかし、子どもの見守りガジェットとしてみると、AirTagはいくつか大きな欠点があります。

近くにApple端末が必要
AirTagの位置情報を知るためには、近くにApple端末が必要です。
職場や公共交通機関など大人が多くいるような環境では、誰かしらiPhoneを持っているかと思います。そういった環境ではAirTagの位置情報は十分把握することができます。
一方で、子どもが中心の幼稚園や小学校では、iPhoneを持っている人が近くにいない、というケースは多いです。近くにApple端末がない状況では、AirTagの位置情報を取得できません。これはイマイチです。
GPS端末は自ら位置情報を取得するため、Apple端末が近くになくても場所を確認できます。
音が鳴ってしまう
AirTagは本来は紛失防止トラッカーです。持ち主の近くにあることが前提で、何とかして持ち主に存在を気づいてもらうのが、主な機能です。
AirTagは持ち主から長時間離れると、自動で音が鳴る仕組みです。
〈私〉と〈AirTagを持った子ども〉がいったん離れてしまうと、AirTagから音が鳴ってしまうのです。
幼稚園や学校で不意にAirTagから音が鳴ったときに、子どもに適切に対応してもらうのは難しいです。また、授業をそれによって妨害してしまうのも、意図しないところです。
子ども用のGPS端末は、そもそも音が鳴らない機能を搭載していないものもあります。今回は音のならない端末 ( = みてねみまもりGPS) を選ぶことにしました。
まとめ|使う場面がないことが理想だが、持っていることで安心
安心は突き詰めればキリがないですが、私としては「端末も維持費も比較的安価」「アプリはシンプルで使いやすい」ということで、非常に満足しているサービスです。
新生活に向けてGPS端末を検討されている方に、ぜひこの記事が参考になれば幸いです。
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