#34 仕事で話が噛み合わない!どうする?
職場で話が噛み合わない人っていませんか?
今回は、話の噛み合わない人と仕事をする時にどう対応すると良いかをお伝えします。
なぜこのテーマしたかというと、私自身が「話の噛み合わない人」と今仕事をしているからです。
質問に対して答えが全く返ってこない。
むしろ、間違った答えが返ってくる。
さらに、詳しく聞くと、答えが変わる。
自分で仕事した方が早いかな?と毎日葛藤しています。
仕事の満足度はコミュニケーションに依存します。
日々の仕事を進める上でコミュニケーションなくしてできる仕事はほとんどないからです。
しかし、自分がよく関わる人が「話が通じない人」だと言う人は多いんですよね。
ですので、私が今工夫している事も含めてお伝えしたいなと思いました。
同じ経験をされた事がある方は是非読んでみてください。
1.話が噛み合わないのは「優先順位」が違うから
話が噛み合わない理由は「優先順位」が違うからです。
「話が通じない…」と悩んだ時、多くが
・自分の説明の仕方が悪い
・相手のコミュニケーション能力の問題
のどちらかが原因だと言われています。
現実は両方共原因で、割合が違うだけという場合がほとんどです。
⑴自分の説明の仕方が悪い
確かに、自分の説明の仕方が悪いかもしれません。
・論点が整理できておらず、目的がわかりにくい
・相手を慮った結果、まわりくどい言い方をしている
このように、話の本筋が分かりづらくなってしまうことはよくあります。
気遣いが裏目に出てしまう…という事もありますよね。
⑵相手のコミュニケーション能力の問題
また、相手のコミュニケーション能力の問題かもしれません。
・興味のない話を聞けない
・他人の意見を受け入れられない
・理解力が乏しく、本筋ではない点を気にする
自分が絶対に正しいと思い込んでいる人とは、
会話が噛み合いませんし、説明に苦慮する事が多いです。
何度も同じ説明をしても理解できなかったり、
前提をひっくり返したりする人もいるので、
大変な事もありますよね。
でも、問題なのはほとんどの場合、
お互いに良かれと思って話をしている事です。
私は、悪気がないのに話が噛み合わないのは、
・これが論理的に正しい
・この話をするのは重要だ
・この経験は着目すべきだ
のように、人によって物事の優先順位が
大きく違うからなのかなと考えています。
2.話が噛み合わない人への対応方法
とはいえ、原因が分かったとしても「噛み合わない人」が職場にても何らか対応していく必要があります。
ここからは、私が実践している対応方法をお話します。
(1)結論から話し、合意事項はメールで送付する
何度も同じような説明をする必要がなくなるので、オススメです。
手間だと思われるかもしれませんが、これをするようになってからは、話す時間は短くなりました。
「先ほどお話した内容ですが」という形で証拠を残しておけば、再度説明する場合に「言った言わない」論争が避けられます。
(2)相手に伝わっているか、こまめに確認する
相手とこまめに確認して、コミュニケーションを取るようにしましょう。
「ここまでわかりにくい点はありませんか?」など、相手に返事をしてもらえるように問いかけるようにするだけでも効果があります。
(3)相手の話をこちらから聞いてみる
意見が対立した場合は、なぜそう考えているのかを確認しましょう。
もしかしたらその人だけが知っている情報があるかもしれませんし、譲れない信念があるのかもしれません。
相手が「なぜそこにこだわるのか」がわかれば、その後のコミュニケーションのとり方も変わってきます。
3.まとめ
いかがですか?
正直、職場に「話が噛み合わないな……」と思う人がいると、大変だしストレスもたまります。
その相手が自分だけでなく、周囲の人からも「難しい人」と言われている場合は、高確率で「話が噛み合わない人」でしょう。
関わりたくないのが本音ですが、職場や顧客に「コミュ力が抜群でやりやすい人」ばかりいることはありません。
人は理由がわからないものにイライラします。
「わからない」を残さないように、なぜそうなっているのかの原因を突き止めることを意識してみて下さい。
もしかしたら、明日からちょっとコミュニケーションがとりやすくなる…かもしれません。