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人生を生きていくうえで、タレスであれ

40歳という大人になりまして、『僕』もいい大人であります

子供もいますから一家の大黒柱

そんなことを世間では言われるのかもしれませんが、そのような自覚が自分にはないのはいささか一抹の不安を覚えるところであります。

今回のnoteはなんてことはありません、いつも散文を書いてはここに投稿している人間のなんたるかを少し書いてみようというものであります。

さて、一家の大黒柱ともなりますとまず、大事なのは収入、つまりはお金であります。お金がすべてじゃないと申しますが、大抵のことをするには"お金"が必要になってきます。

ゆえにお金というものは大事なものなのですが、これまたお金を稼ぐというのがあまり好きなほうではありません。
苦手ということではありません。
仕事は好きです。
自分で起業をしたりして仕事をすることも嫌いではありませんし、できます。
が、やりたい事を優先してしまう性分でして、これまた困ったもので……

『僕』はタレスでありたいと思っているのです。

タレスとは、経済的な先見性と知的な能力がいかに物質的な富を生み出すことができるかを示す興味深い例のひとつとして挙げることができるでしょう。
哲学者である彼は、天文学の知識を用いて自然現象を予測し、それを経済的な利益に転化しました。この行動は、彼が財を蓄えることが可能であるにもかかわらず、物質的な富よりも知的な追求を優先したことを示しています。

また、この逸話は、デリバティブ(金融派生商品)の原型とも言える行動をとったとされ、オプション取引(特定の資産を将来のある時点で、あらかじめ定められた価格で買うまたは売る権利)の最初の例として引用されることがあります。タレスは、オリーブの圧搾機を事前に借り上げることで、収穫期にその使用権を高価で貸し出す権利を事実上確保しました。これは、オプション取引の基本概念と非常に似ています。

この逸話からは、哲学が実際には「何の役にも立たない」という批判に対する力強い反論も読み取れます。知識とその応用は、ただ理論的な思考に留まるのではなく、実世界での具体的な問題解決や価値創造に貢献することができるのです。タレスは、彼の哲学的な探求と実践的な応用の間の架け橋を築き、その結果、彼の時代を超えて多大な影響を及ぼし続けています。



つまりは稼げる時にはいつでも稼ぐことができるんだぞというものです。
これはなかなか難しいものですが、ものぐさな『僕』の生き方というものはこういうものに沿った方がよいなぁと思っていたり

勉強は嫌いじゃありません
自分の好きなこと、やりたいことでお金になるのでしたらそれに越したことはないのですが、そういうものを意識した途端にうまくはいかないというのはセオリーでして……

人生というものは生きることが難しく、安全と成長の葛藤におけるものであると考えています。
安全という保守的なものであり続けるならば、"いま"を容易に続けることができましょうが、その"いま"がこれから先に同じような安全のものがつづけられるという保証もありません。
ゆえに成長も必要なのであります。
この成長というものが変化というものなのでしょうから、常日頃に何をするかということを考え、行動し続けることが大事なのであります。
こういういい訳を書き残して自分の好きなことをやろうと思います、あしからず

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