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アカデミー賞が教えてくれたもの
ポン・ジュノ監督がやってくれた。カンヌを制してのアカデミー作品賞とか、とんでも無いことだ。多様化が叫ばれる昨今のアカデミー賞の事情を多少考慮したとしても、こんな快挙が訪れるとは…。この快挙がまるで映画だ。
日本人の、特に邦画を好む映画ファンは、この歴史的快挙を羨ましく思うだろう。そして「どうしてこんなに差がついた?」そう落ち込む姿が目に浮かぶ。国策として自国のエンタメを推す韓国。「それに比べて我
That's Entertainment!!!
嫌韓なおじさんもK-POP大好きな彼女も、美味いキムチは食えばイイし、不味い乙類焼酎は飲まなきゃイイ。文在寅が嫌いでも安倍晋三が嫌いでも、仙台浅草のサムギョプサルは食べたほうが幸せになるし、「パラサイト 半地下の家族」は観るべきだ、あなたが映画好きを自認するならば。
韓国映画を観るのは「サニー 永遠の仲間たち」以来2本目の超ビギナー。なもんで、ポン・ジュノ監督もソン・ガンホも知らないし、この二人
無知は決して「恥」ではないのだ。
敢えて軽薄な言い方をしますが、レオ様とブラピの夢の共演な訳です。観てきました「Once Upon A Time in Hollywood」。キル・ビル Vol.2以来15年ぶり、久しぶりに観るタランティーノ作品は、シンプルにカッコよく、意味のない日常が淡々と綴られる相変わらずの世界観。最上級の緊張と緩和が秀逸で、音楽が超かっけー。それが観終わった感想でした。十分に楽しめました。そう、何も知らなくと
もっとみる性と暴力そして革命。
白石和彌監督作品「止められるか、俺たちを」、監督と井浦新、タモト清嵐の舞台挨拶があるので行ってきましたよ。
監督が二十歳のころ門を叩いたという「若松プロダクション」。故・若松孝二監督の元に集まった若き才能らの群像劇です。ちなみに、若き日の若松監督を演じる井浦新も若松プロの俳優部出身だそうで。
主演は門脇麦。映画監督にはなりたい、でもどんな作品をつくりたいのか分からない。現代の若者の悩みにも通