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愛こそすべて
今まで好んで食べなかった野菜、クレソン。信頼するレストランで提供されたステーキの横には山盛りのクレソンが。気まぐれにひと口食べたことをきっかけに、彼女はその魅力に異常なまでにハマっていく…。
ハイ、うちの奥さんの話です。映画の話ではありません。でも、今のポン・ジュノ監督に対する印象がまさにコレ。まるで食わず嫌いが克服された後の揺り返し。「パラサイト 半地下の家族」でハマり、速攻アマプラで氏の名前を検索し「母なる証明(2009年)」を平日夜に観ることになりました。
やはりこの人はすごい。圧倒的なのは画のセンス。彩度を絞った美しさと、空気すら映すような高解像度感(YouTubeにあった予告編はなんとも低解像度だが)。この人が4Kとか8Kとかで撮ったら、多分目の前の映像を捕まえられちゃうと思う。
そして辞書にある「どんでん返し」の意味すら書き換えてしまうのではないか?と心配になる秀逸な脚本。母は強し。息子への深い愛情がたどり着く先に、狂気と慈悲が激しく入り混じる独特な景色が見えるのです。
それにしても知的障碍者の犯罪だなんて。韓国映画はタブーの意識が日本よりも薄いのでしょうかね。なんて声も聞こえてきそうだがソレがいい。コレこそ人が生きるというリアル。苦しく、ヒリヒリと心が焦げる。いや、韓国映画をほめたたえる人の気持ちがやっと理解できた。
そして、この人が「ウォンビン!ビール瓶!!」で有名なウォンビンだったのかと知る。いい俳優さんですね。セイッ!
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