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容姿の自己受容13
女性が化粧品にお金をかける理由は、美しくなりたいからですが、ほとんどの女性たちは自分の容姿に対してコンプレックスを持っているし、承認欲求が目的になっているからです。
何故コンプレックスを持つかというと、世間一般に通用する美の基準というものに縛られ、そこからはみ出していると勝手に自分は劣っていると認識してしまうからです。
しかし、美の基準というのは作られた概念が勝手にひとり歩きしているにすぎません。
ただし、健康は意識しましょう。
美の基準に囚われるのは怖いことでもあります。中国では南宋の時代から纏足が大流行し、清王朝・中華民国・中華人民共和国の間に何度も纏足禁止令が発令されたにもかかわらず、1950年代になってやっと根絶したようです。今では身体的虐待としか思えないですが、それを美の基準だと妄信していたあたりやはり作られた洗脳だなと感じます。
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勝手に作られた美の基準に支配されてしまうのも、女性の承認欲求が密接に関わっています。
纏足していた中国女性のように健康を害して身体を犠牲にしてでも飽くなき追及をしていく恐ろしさがあります。
愛されることが女の幸せだと思っている人ほど、化粧品洗脳にハマりやすいですし、コスメジプシーになってしまいます。
こういう人は男性に愛されるだけが目的ではなく、同性や周りの人間にも外見で好印象や憧れ(邪気発生源)を持ってもらい、チヤホヤされることが目的だったりするのです。可愛いだの綺麗だの言ってもらえて有頂天になるのも承認欲求です。
インチキヒーラーやインチキ気功師・コーチがブログで掲載する美容系ヒーリングや美容気功の感想がものすごい邪気になってしまうのも、承認欲求がダイレクトに文章に現れているからなのです。
美容業界の化粧品洗脳は強烈で、化粧品メーカーが「愛されメイク」だの「モテメイク」だの「女子力アップ」だの「アンチエイジング」だの女性の承認欲求を煽り、はたまた「春色メイク」だの「秋色メイク」だの季節の流行を勝手に作っては買わせようとする戦略です。
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ちなみにメイクはすればするほど、肌に負担がかかります。
クレンジングオイルも界面活性剤が大量に含まれており、メイクを落とす度に肌をこすり、肌を痛めてしまうのです。
マツエクも付ければ見違えるように目がぱっちりして美しくなったように見えますが、目が充血したり失明のリスクにもつながります。2021年まで私はマツエクをしていましたが、ドライアイとマイボーム腺梗塞になってしまったので止めました。必要以上に盛ることは身体に何かしらの負荷がかかるのです。
おまけに、一度マツエクをやり出すとなかなかやめられなくなってしまいます。これも依存症ですね。
エクステの取れた睫毛の状態がとても貧相に見えてしまうので、強迫観念でまたサロンに行かなくては!となってしまいます。そういうことも計算に入れて次回の予約をその日のうちに入れる流れにもっていくところもあります。
今では睫毛については白色ワセリンでケアする程度、メイクはお湯でオフできるマスカラにしています。
最も目に近い部分なので、負担は最小限にしてあげる必要があると思います。
化粧品業界は、メイクやクレンジングで負担がかかって痛んだ肌にはスキンケアが必要ですと強迫観念を植え付け、化粧品や乳液を買わせようとします。面倒な人はオールインワンゲルもありますとスキンケア商品も溢れかえっています。
@cosmeの口コミを見ては探して、合わないからまた探しての繰り返し。どんどん化粧品が増えていく、いつまでたってもお目当てのものが見つからない。
美容業界の売り上げは、化粧品ジプシーになった女性たちの犠牲によって成り立っています。私たち女性は美容業界の操り人形なのです!!
このことに気づいてください。
二村さんの本を読めばすぐに気づくでしょう。
化粧品は使えば使う程肌がボロボロになります。
また、動物実験をしている化粧品メーカーもあります。
某化粧品メーカーは拘束機で身動き取れなくさせたウサギの目に化粧水を垂らすとか、口紅を食べさせるとか結構エグイことをしていて、全国のヴィーガニストたちが怒り心頭です。
しかし、ヴィーガンは邪気発生源で強烈な二元論を呼び込みます。
強烈な二元論に取り込まれるが故に緩めることができなくもなります。
動物愛護もヴィーガニストも行き過ぎると被害妄想になる恐れもあり、鬼のような形相でギャーギャー言っていて怖いと思うことがしばしばありました。
ただ単に化粧品メーカーを徹底的に糾弾しても不買運動を呼びかけても、解決しないと思うのです。何故ならメーカーにとって依存症ビジネスは美味しいですし、騙されて買う人がまだまだたくさんいるからです。
ただ単にやめなさいでは愛用し中毒になっている側は意味がわかりませんし、必ず反発します。
本当にウサギたちを救いたいなら、何がどういけないのかをきちんと説明して化粧品の脱洗脳をしていけば、必然的に化粧品は売れなくなり化粧品メーカーの動物実験も減っていきます。
話を戻しましょう。
世間で言われる美というのは作られた概念です。
肌の色はこう、目の大きさはこうだとかはっきり決められるものではないのです。しかし、はっきりこういうものと表現はできませんが普遍的な美というのは存在します。それは内面から輝く美しさです。その美しさというのは、健康になることです。
老子はこのように言っています。
其の食を甘しとし、其の服を美とし、其の居に安んじ、其の俗を楽しましめば、隣国相望み、鶏犬の声相聞こゆるも、民老死に至るまで、相往来せず。
誰もが、国の中だけで作られる素朴な食い物でも、毎日飽きずに、それをうまいと感じて食べ続けられる。毎日ほどほどに腹がふくれるだけで、満足する。
誰もが、国の中で縫われた服装に身を包めば、それで十分に「美しい」と喜びを感じられる。ほんのささやかなオシャレだけで、華やいだ気分が楽しめるようになる。実際、人は心が穏やかになれば、ごく自然に姿形もりりしくなって、貧しい形のままでも十分に身だしなみが良くなるものである。
まずは、健康になってインチキ自己肯定のメイクから足るを知る最低限のメイクにシフトしていけば化粧品にお金をかけることもなくなっていきます。
化粧品にかけるお金は一ヶ月あたりワンコインあれば十分なのです。
化粧品に振り回されるのではなく、最低限の体に優しいものを使う。シミやシワを隠すためのファンデーションはやめることです。
ファンデーションはすればするほどシミもシワも悪化します。隠せば隠すほどダメなのです。シミシワがあることを認めることも自己受容です。
がっつりファンデーションを塗りたくるのではなく、軽くパウダーをつける程度に留められるようにしましょう。
今は幸い、どこに行くにもマスクですからこの機を利用して脱ファンデ、脱厚化粧をして肌を休ませる期間を作ってほしいと思います。眉毛と最小限のアイメイク程度が望ましいです。
化粧品洗脳から自由になると、今まで散々振り回されてきたことがバカらしくなってきます。私の記事を読んだ瞬間から、変わるチャンスがやってきます。恐れないで一歩踏み出しましょう。