【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学56:腸活で脳の働きが良くなる。って話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
腸と脳は連動している
みたいな話はけっこう有名でして。
例えば、人の幸福感をコントロールするセロトニンの90%は腸で作られるとか。
腸内細菌が飢餓状態になると人は暴飲暴食してしまうとか。
腸内細菌が豊かな人は対人ストレスに強くなり社交性が増すとか。
まあ色んなデータがある訳です。
「腸は第二の脳」とか言いますが最近ではもっぱら「腸が第一の脳」という、脳は腸から派生した器官というお話とかもありまして、とかく脳と腸は密接に関係している。ということなんです。
という訳で今回は、
腸活する(腸内細菌を労る)と脳機能が向上するぞ。
というお話を紹介します(o・ω・o)未来に向けて腸(脳)活していきましょ。
◆脳機能に必要な物質を生成する腸
①セロトニン
前述しました『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンですが、精神の安定にも必要な物質。
ヒトが幸福を感じている瞬間というのは、落ち着いていて安心感が高まっている状態ですのでさもありなん。
②ドーパミン
人体で生成されるドーパミンの50%が腸で作られます。
ドーパミンは集中力やメンタルコントロールを司る成分。
やる気スイッチをオンにするためにはドーパミンが必要ってこと。
③酪酸
腸内細菌が生成する酪酸ですが、酪酸には体内の炎症を抑える働きがあります。
現代病と呼ばれる『うつ病・睡眠障害・アレルギー(花粉症・アトピー等)』は体内で起きる慢性炎症が大きな原因となっていることが解っています。
酪酸はその慢性炎症を癒やす効果があります。
◆脳活を育てる『BDNF』
□BDNFとは?
BDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるタンパク質の一種。
神経細胞の発生や成長、維持や再生を促す役割がある。
脳内でBDNFは、海馬、大脳皮質、大脳基底核で活性化する。各部位は、学習、記憶、高度な思考に必須の領域である。
Wikipediaより
みんな大好き名著『脳を鍛えるには運動しかない!』
の中でも『学習』において脳を育てる物質に『BDNF』が挙げられていまして、運動するとBDNFが脳内で増加。BDNFは脳の情報伝達の役割を持つニューロン・シナプスの成長に必要だと述べられています。
で、腸とBDNFの関連性ですが、最近(令和2年)の研究では腸管内でもBDNFが分泌されていることが解ったんですね。
その発生のメカニズムは未解明だそうですが、腸内環境が良好である方が良いとのこと。
逆にストレスがかかると腸管内のBDNFが減少し、腹痛などの症状を引き起こすことも解ったとのこと。
また別の研究では、腸内を無菌状態にしたマウスは海馬のBDNFが減少したというデータなどがあります。
その逆で、プレバイオティクス(食物繊維などの腸内細菌のごはん)を与えたマウスはBDNFが増加したというデータも。
「確定!」と断言はできませんが、学習を司る脳エリアに必要なBDNFが腸・脳で分泌されていることを示唆するデータは揃いつつある訳です。
ってな訳で、
(蛙・ω・)<「脳を鍛えるには腸活しかない!」説を提唱していきたいですね。
(蛙・ω・)<もちろん運動も取り入れましょう。
腸活の基本は『食事・睡眠・運動』です。
プラスαではストレス対策として『瞑想』を推しています。
その他、腸内細菌学に関するnoteをまとめてますので参考にどうぞ。
あとはいつも通り、腸活にも脳活にもメリットのあるサプリメントとかサバ缶もオススメしておきますね(o・ω・o)カエルも毎日摂っております。
無塩サバ缶
コスパ最強の魚脂。オメガ3脂肪酸と質の高いたんぱく質が多量に含まれる。
魚脂を摂ると寿命も延びるという研究も。
レジスタントスターチ
腸内細菌たちの好物。特に酪酸菌が好む。
ダイエットにも役立つ。
イヌリン
腸内細菌たちの好物。酪酸菌も乳酸菌にも◎
腸活界隈では言わずと知れた最強の食物繊維。
何が最強って100%無駄にならず腸内細菌によって代謝発酵(消化吸収のこと)される。
※ちなみに『難消化性デキストリン』の代謝率は50%
フラクトオリゴ糖
腸内細菌たちの好物。酪酸菌・乳酸菌が好む。
と言ったところでしょうか(o・ω・o)ぜひぜひサプリメントはご活用ください。
今回はここまで。最後に良かったら♡スキをお願いします。
それではまた(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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