食欲おばけ

食べるために生きるアラサー。 寝ても覚めてもご飯のことを考えています。 将来は都内の賃貸併設住宅で水餃子屋さんをやりつつ、山奥でサウナに入ったり馬に乗って過ごしたい。

食欲おばけ

食べるために生きるアラサー。 寝ても覚めてもご飯のことを考えています。 将来は都内の賃貸併設住宅で水餃子屋さんをやりつつ、山奥でサウナに入ったり馬に乗って過ごしたい。

最近の記事

歴史が変わるとき

20年近く続いている毎年恒例の温泉旅行が今年で終わるかもしれない。父方の祖父母、両親、妹、叔母一家、私と夫で過ごす一泊二日は開催以来、うちの家族(というより母親、私、妹のいずれか)が「祖父母、特に祖母の配慮のない発言(見た目や人間性の否定、説教、結婚出産に対するあるべき論etc)」を我慢することで成り立っていた。こうした発言は特に、「叔母一家が同じ場にいるとき」に顕著なものだった。 宴会の場で今春から社会人になる妹が、引っ越し準備や恋人の有無についてまたちくちくと刺された(

    • 忘れられない食事 Vol.10 いつもそばにいる

      気づけば今年もあと2ヶ月。公私ともに身近な人たちとお酒を飲みながらくだを巻いたことがきっかけで、ここしばらくで色々と新しいことに手を出し始めた。それについてはまだ様子見のところも大きいので、もう少し形になってからお話ししようと思う。 ところで、毎年この時期になると父方の祖父から電話がかかってきて、1月か2月のどこかの週末の日程を空けておくように言われる。蟹の美味しいシーズンに親戚一同で日本海側の温泉を訪れているのだが、その参加意思の最終確認だ。このイベントは物心ついたときか

      • 忘れられない食事Vol.9 今も昔も華麗なままで

        死ぬほど暑い日が続いたかと思いきや、いつの間にか花屋からひまわりが消えつつある。 3週間も仕事から離れていた反動か、今日の天気みたいな時勢のせいか、 さほど忙しいわけでもないのに6月は慢性的に調子が悪く、鬱々とした日々を過ごしていた。朝は起きられないし、夜はなかなか寝られないし、気づいたら爪がほとんど割れていて、ネイルを諦めた。 ここが踏ん張りどころか?と思いつつも、新卒の頃の辛い思い出に後押しされて、信用している人たちに早々にヘルプを求めた。 第三者から見ると、思ったよ

        • 忘れられない食事Vol.8 祖父と丁寧な食らし

          先週、年始からアサインされていたプロジェクトが無事終了した。 消えゆく有給休暇を消化するために、GW明けまで21連休! 久しぶりにまとまった時間が取れたので、 二人の祖父と、普段あまり馴染みのない野菜(分葱と野蒜)について思いを馳せた。 3月が仕事の忙しさのピークで、複数のタイムゾーンを跨ぎながら会議に出て、資料を作って、レビューを受けて、少し寝て、その繰り返し。ロングスリーパーには厳しい局面だった。 そんな最中に、父方の祖父から家庭菜園で採れた分葱(わけぎ)が2kgほど

          買ってよかったお家ごはん 2020

          前回の記事で書いたとおり、紆余曲折あったが12/26に仕事を終えた。 今年は緊急事態宣言の最中に、所属部門を異動した。 会ったことのない人たちとリモート下で人間関係を構築しつつ、日々の業務に打ち込むのは正直ちょっとしんどかった。 プロジェクト、クライアント、メンバー全てに恵まれたおかげで、何とか走り切ることができた。本当に単純に、運がよかった。ありがとうございました。 さて、食べるために生きている私は、たまの外食だけではなく自宅で過ごす食事も重視している。 ということで今回

          買ってよかったお家ごはん 2020

          忘れられない食事Vol.6 祖母たちの「させる勇気」

          12/25に何とか、仕事を収められる目処が立った。 今年もよく食べ、よく働いた。来年もそうする。 さてご存知の方も多いかと思うが、私は2018年に上京するまでは大阪の実家を出たことがなかった。が、自分で言うのも何だが「家事力偏差値」は高い方だと思う。単身赴任を連発する亭主関白の父を持ち、2001年以降に母が専業主婦からバリキャリに転身したことが大きな原因だ。したいというより、そうせざるを得なかった。私も転身した。両家の祖母が、後押しをしてくれた。 ということで今回は、2人

          忘れられない食事Vol.6 祖母たちの「させる勇気」

          忘れられない食事Vol.5 旅の友は道連れ

          8月に挙式を終えて、9月にいきおい家を買って、10月に引っ越した。異動先の部門に良くも悪くもカルチャーショックを受けながら、プロジェクトもいくつか乗り越えた。そうこうしているうちに気づけば前回の投稿からかなりの月日が経過してしまった。もう年末!Gotoのおかげもあり、下半期は人の動きが活発になったと思う。 ところで「一緒に旅行に行ける人」について、どんな基準があるだろうか。 良くあるのが以下のような条件ではないだろうか。 ・金銭感覚が近い ・食事の好みが近い ・生活リズムが

          忘れられない食事Vol.5 旅の友は道連れ

          忘れられない食事 Vol.4 父との思い出

          ※クジラ食・イルカ食に関する記載があります。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。※ 我が家の父親は絶対君主である。例えば晩御飯を外で食べようという話になったとき、私と妹と母親が中華が食べたいと言ったとしても、父親が蕎麦といえば蕎麦になる。 そんな父親のことを私たちは表だって金正恩と揶揄している。だが、父親の「親の唯一の務めは必要なお金を用意すること」というスタンスは娘としてはたいへんやりやすい。進学や就職について父親が相談に乗ってくれたことは一度もないが、口を挟んだり支払を滞

          忘れられない食事 Vol.4 父との思い出

          忘れられない食事 Vol.3 映え

          2017年の流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」という言葉。 意味するところは「写真映えのする華やかな」である。 きっかけは思い出せないが、私は2011年にInstagramを使い始めた。当時はまだガラケーが主流で、周囲にアカウントを持っている人はいなかった。 記念すべき初回の投稿はこちら。 前置きが少々長くなったが、今回はこの「インスタ映え」にちなんで、忘れられないゴージャスな食事を振り返る。お店は、ロンドンの老舗百貨店Harrodsの最上階にあるThe Harrod

          忘れられない食事 Vol.3 映え

          忘れられない食事 Vol.2 不安と美味のあいだ

          何事も「初めて」は忘れがたい。初めて食べたもの。初めての恋人。 そして前回言及したとおり、ネガティブな感情は記憶に残りやすい。 今回は、2つの要素の掛け合わせ。「初めての土地」で「不安な気持ち」で対峙した食事にまつわる思い出を振り返る。三宮で食べたフレンチとパリで食べたカンボジア料理である。 前者は2012年、高校2年のときの話である。当時よく聴いていた葉加瀬太郎のコンサートの帰りだった。大阪公演が取れず、やむなく制服のまま三宮に行ったのだった。どうしても「良い音楽を聴い

          忘れられない食事 Vol.2 不安と美味のあいだ

          忘れられない食事 Vol.1 まずい飯

          先日ふと、みんなの忘れられない食事の話を聞いてみたいと思った。皆様ご存知のとおり、私は人よりも食べることに執着しているので、印象深い出来事の傍らには何か食べものがあることが多い。 試しに思いつくままに書きだすとあるわあるわ。伊達に四半世紀生きてない。 で、書いてるうちにそれぞれ忘れてしまわないうちに残したいなあという気持ちになり、久しぶりにnoteにログインした。 ところで一般的に良いことより悪いことの方が記憶に残りやすいと言われている。それを踏まえて「忘れられない食事

          忘れられない食事 Vol.1 まずい飯

          プリンといえばモロゾフ

          みなさんの〇〇といえば〇〇っていう、 所謂「こだわり」ってなにかありますか。 私は食欲おばけを名乗っているだけあって、 食事にまつわるものがいくつかあります。 タイトルに加えて、 カステラといえば福砂屋 醤油といえば湯浅 オムライスといえば資生堂パーラー シュウマイといえば551 てな感じです。最後の一つは関西人あるあるかもしれない。 で、これは私のこだわりというより、正確には父親のこだわりなんですね。 そして、この父親のこだわりの一部は、大祖父のこだわりだそうです。 共

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          結婚式場、その場で契約しなくてもいい説

          こんにちは。食欲おばけです。 断食のあとリバウンドしたり色々して今は筋トレに凝ってるんですがそれはまた今度話します。 今回は結婚式場選びについてお話しします。七夕にプロポーズされたので8月中旬に京都で式場を選んできました。 【招待予定人数と予算】 20名前後で最終着地150万円まで 【訪問先】 フォーチュンガーデン、アカガネリゾート、ノーザンチャーチ 【訪問前の評価軸】 1.トータルの初回見積提示価格 2.チャペル、披露宴会場の雰囲気 3.食事のおいしさ 【訪問中に

          ¥100

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          ¥100

          食欲おばけがホルモンと向き合った話

          我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか                         -ポール ゴーギャン こんにちは。食欲おばけです。 断食道場を終えてから1週間が経過したわけですが もろもろの体づくりを始めたときから体重は4キロほど落ちました。 ところでみなさん、 そもそも私がなぜ断食道場に行こうと思ったか覚えてますか? ・自己コントロールできるマインドセットの獲得 ・FEELCYCLEの元を取る これです。 1つ目は、断食道場を通じて「体にい

          食欲おばけがホルモンと向き合った話