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下戸も酒を語りたい#4 HUBで棚ぼたおっぱいタッチに至った夫の話

HUBでは時に時空が歪む。

健全なサッカーファン達が大画面でビール片手にワールドカップ応援に大いに盛り上がる、そんな日とは全く違う一面を見せる日が確実にある。

これまで真剣に#1〜3を読んで下さったみなさん、急な下ネタとなりすみません。
これもお酒の彩る夜の不思議なひとコマとして、どうぞ聞いてやってください。

おっぱいキーワードで流れ込んできたワクワク下ネタ期待のみなさん、
斜め上です、ご了承ください。


これは少し前の話。


今日も今日とて帰りが遅い夫、
その日は超絶ご機嫌の様子で帰宅した。

いつもならイラッとするところだが、あまりのハッピーオーラにつられて話を聞く。

「今日ねっ、HUBでビール片手にパソコンでさっきまで事務処理してたんだけど、凄い事があったんだよ〜」


ほう?申してみよ。。


「隣のお姉さんのおっぱいを試しに触ってみてほしいと言われて、タッチしたんだよ、しかも2人!」

え、な・なん・・だと・・・??
・・美人局、ドッキリ、犯罪、輩が離れて見ていてボコボコにされてお金取られる、、
そんなキーワードたちが走馬燈のようにヨメ(座布団)の脳裏をよぎる。

結婚生活も干支2周目になると、
「プンプン!ヨソで何してるのよー!」
みたいなリアクションは、ヨメ脳のシナプス界隈にて神経伝達物質レベルで無視され、より重大な危機回避アラートが瞬時に発令されるのだ。


そんなヨメの心配をよそに、お気楽なご機嫌夫は続ける。

「会話の内容からして、夜のお店のお姉さん達で、どうやら一人の子がお胸にシリコンを入れてきたそうだけど、手触り微妙かもと悩んでた」

とのこと。また、

「もう一人の子は天然パイで、実際どっちがどうなのか気になるねと話してて」


、、はい、ここまで完全に事務処理せずに絶対チラ見して聞き耳立ててたー!

「それで隣でPC開いて仕事してた俺に『お兄さんちょっと触り比べて貰ってもいいですか?』って急に振られてさあ。」と。


マジカヨ。。
そんな夢みたいなことあるの!?
無料?無料だよね?(←大事)

ふだんは飲み会やらでおっぱい界隈の話題には目が無いという諸兄の皆様も急にここまでグイグイ来られたら半数は引くであろう。

しかし、わが夫は勇気を振り絞り、
未知の道なきみちを進むことを決めたのである。

ヨメ脳は、もはや変な方向に関心を持ち始めた。

ヨメ「それでそれで、どうやって触ったの?」
夫「一本の指でそれぞれつん、にした。」

、、少年ジャンプかよ。
さすがに鷲掴みとかはできないか。うむ、だってお店だしね。

それにしてもそのお姉さんの声がけについても、男女逆ならば公然わいせつ罪的なことで通報されても不思議はない。

ただきっとその場はHUB神が司り、
夜の静寂の中で、夜の住人たちの真剣な悩みを健全かつ神聖な空気で包んでいたのであろう。

時に酒場では嘘みたいな事がある。

なお、とりあえず今のところ何も督促や脅しには遭っていない。メデタシ。。

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