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一筋の絶望

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セックスをしても一人(前編)

五月半ばに恋人と別れました。この記事では、彼女との交際と別れのこと、というよりはそれを通して僕が感じた他者と愛し合うことの難しさについて書いてみます。 ※思ったより長くなったので前後編に分けることにしました。変なことしてごめんなさい。後編もそのうち書きます!! 僕たちは割と仲のいいカップルだったし、何かあった時は時間をかけてじっくり話し合える関係でもあったと思います。でも、僕は彼女に出会ってから別れるまでずっと、彼女との向き合い方、距離感について、問題を抱えていました。と

    • 割と勉強する時とか本読む時とかも音楽流すタイプだけど、文章書くときに音楽流すと上手く書けない。文章のリズム的なものが乱れちゃって上手く乗れない。

      • 夏休みの忙しい時期を抜けたので9月の残りはnoteいっぱい書く。アウトプット!れれ

        • 7月を終えて

          思うがままに書きます‼️ 正直7月はあんまり振り返って書きたいと思うことがない。漫才とコントと期末テストで忙しかったけどそんな書くことない。 あと元気もあんまりない。7月はずっと本来のエネルギーの65%ぐらいで生きてた気がする。で、今もそう。もしかしたら今疲れてるからそう感じるだけかも。 書きたいことも元気もないから多分暗い文章になると思います。 音楽聴くのもnote書くのも8月真ん中のドイツ旅行も、以前ほど心が踊らない。上手くノりきれない。シンプルに疲れてるんだと思

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        セックスをしても一人(前編)

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          期末レポートの導入部分めっちゃ上手く書けたから見てほしい

          お疲れさまです。梅雨も明けて本格的に暑くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?僕は火曜日からテスト期間が始まるというのに日曜日(明日)に漫才の出番を入れちゃったせいで死にかけています。ほんとにやばい! というわけで朝からミスドでレポートを書いてるんですけど、冒頭部分がめっちゃ上手く書けたので見てほしいです。 ふむふむ、非常によく構想が練られたいい導入部ですねぇ。続きにも期待が持てます。 (俺の脳内の教授のコメント) すご!よく分からないけどめっちゃあたま良さそうぢ

          期末レポートの導入部分めっちゃ上手く書けたから見てほしい

          短歌をつくってみました2

          自分の短歌を載せる前に短歌について色々書こうとしたんですけど、なかなか難しかったので一旦諦めました。テスト勉強しなきゃだし。 ざっくり言うと、短歌がめっちゃ好きになった!!ってことを書きたかったんです。 現代短歌のパイオニアである俵万智とか、現代短歌の最前線を走る木下龍也の歌集を買って読んで、短歌の魅力が何となくわかった気がしたんです。 初めて買った歌集『4』で青松輝が何を表現しようとしていたのか、何に抗おうとしていたのかも、まだちょっとだけだけど、理解出来たような気がした

          短歌をつくってみました2

          明日の愛を想像してみる

          眠れないので。 <明日の楽しみ> ・早起きできる可能性が残っている ・二限に出れたら1番好きな先生の授業を受けられる ・昼休みは部室で部員と喋りながら昼ごはんを食べられるし、別にひとりで本を読んでもいい ・四限は分析哲学の授業。これもあんまり出れてないけど面白い ・放課後はコントをブラッシュアップする <今後1週間の楽しみ> ・『存在と時間』の読書会を始めるにあたっての顔合わせ会がある ・いちばん不安なテストが終わる。上手くいくかはさておき終わる。 ・キングオブコントの予

          明日の愛を想像してみる

          眠れない夜に飛車角王手!!!

          10時集合の予定があるのに、眠れない。現在5時43分。ピンチである。外はとっくに明るい。 それでも僕はめげずに考え続けた。そして思いついた。そうだ!洗濯を回そう!!!!! これでこの夜は詰み。理論上、俺の勝利が確定した。 手順はこうだ。今からこのベッドを這い出て洗濯機の電源をつける。8時に洗濯が終わるようにセットする。で、ベッドに戻って、いい感じの音楽かラジオを流して、横になって、目を閉じる。これでターンエンド。 これでもし眠れればもちろん俺の勝ち。この長い長い夜との

          眠れない夜に飛車角王手!!!

          6月の美しき思い出たちを宝箱にしまって鍵をかける

          いくぜ!!!!!!脳内大洗浄!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サークルの先輩がやってる小規模な読書会に初めて参加した。俺と、サークルの1個上の先輩2人しかいなかったので、かなりハードルが低くてありがたかった。半年ぐらいかけてデリダの原書を読んでいくとのこと。俺はフランス語が分からないので前半は二人の翻訳を聞く時間が多かった。日本語でも難しい文章をわざわざフランス語で読む理由が実はあんまよく分かってなかったりする。また聞いてみよう。 後半は文章を読

          6月の美しき思い出たちを宝箱にしまって鍵をかける

          躁鬱の接続・切断論(2週間寝込んだ反省)

          ちょっと躁鬱の話をしようと思います。 とは言っても僕は病院にいって躁鬱(ちゃんとした病名知らない)だと診断されたわけではありません。でも、自分の意思を超えて、めっちゃ元気な時があったり何にも心が動かない日があったりするので、そんな僕なりの、かっこ付きの「躁鬱」の話です。 今、千葉雅也の『動きすぎてはいけない』っていう本を読んでます。ドゥルーズという20世紀の哲学者についての本なんですけど、「接続と切断」というのが中心的なテーマとして扱われています。 この本を読んでて思う

          躁鬱の接続・切断論(2週間寝込んだ反省)

          笑いの文脈依存性(小レポートの供養)

          200字程度の小レポートを授業中にだらだら書いてたら完成までに1時間半ぐらい費やしてしまいました。他にやることいっぱいあるのに!!!悔しいのでここで供養しようって訳です。短いのでぜひお読みください。僕が昔漫才をしてた頃の経験をもとにした文章です。 笑いとはフリと裏切りであるとよく言われる。A→Aというフリがあって、つぎもAが来るだろうと予測したところでA→A→Bと裏切ることで笑いが生まれるのだ。古典的な例を挙げると、「べっぴんさん、べっぴんさん、一人飛ばしてべっぴんさん」と

          笑いの文脈依存性(小レポートの供養)

          ものすごい映像作品を見た話

          いやまじでびっくりしました。感動しました。この興奮が冷めないうちに文章に残したくてこれを書いてます。 いや僕今ね、久しぶりに余裕のある夜だったんで、キャベツとタマネギを切って炒めて、それを白ごはんと一緒に食べながら、パソコンでアンメットの8話を観てたんですよ、で、ドキドキしたり心配したり感動したりキュンキュンしたりしながらエンディングまで見終えて、次回予告も見て、幸せな気分に浸ったままパソコンを閉じようとしました。 するとそのときです。パソコンの画面に、朝の光に包まれなが

          ものすごい映像作品を見た話

          5月の所感いっぱい

          ほんとに思いついたことぽんぽん書くだけです。何も考えず読めると思います。僕のRealに触れてみてください。 今までしんどかったバイトが最近楽しい。ゆとりあるってほんと大事。 20歳になった。全然実感無い。 母と祖母に花をあげた。遅めの母の日のプレゼント。一輪のカーネーションのつもりが、花屋のお姉様のテンションにまんまと乗せられて鉢を2つ買った。5000円以上した。花ってそんな高いんだ。後悔は全くない。 母は「気利くやーん」と言ってた。俺みたいなやつがそんなことしたらもっ

          5月の所感いっぱい

          エモくならない頻度

          ゴールデンウィークに中学時代の友達2人と会った。 当時は同じサッカーチームに所属していて、3年間文字通り苦楽を共にした。良いところも悪いところも、かっこいいところもださいところも、好きも嫌いも、お互いにうんざりするほど知り尽くしてる。気が合うからずっと一緒にいたのか、ずっと一緒にいたから気が合うのか、今となってはもうわからない。わからないぐらい一緒にいたし、わからないぐらい気が合うのだ。 久々に3人で過ごす時間はめーっちゃくちゃ楽しくて、あっという間に過ぎた。俺が1番落ち

          エモくならない頻度

          全部どうでもいいし何も好きじゃないのかもしれない

          数週間前、ある大切な人の言葉がきっかけで気づいたんですよね。家族も友達もサッカーも音楽も勉強もバイトもお笑いも、おれは全部どうでもいいのかもしれないって。厨二病みたいですよね笑 でもほんとに思ったんですよ。その大切な人の言葉を借りれば、全部僕の世界の「外」にある感じ。 もちろん、それらのことを大好きなつもりで生きてきたし、かなりの時間と熱量をかけて向き合ってきました。でも、それでもなお、どこか他人事というか、都合いい付き合い方というか、、上手く言えないけど「外」にあるなって

          全部どうでもいいし何も好きじゃないのかもしれない

          言葉について

          おれは、言葉が世界を、感情を、完璧に言い表せないことが、すばらしいことだと思う。完璧に言い表せないって分かっててもなお俺たちは言葉を使うしかないし、言葉で伝えるしかなくて、なんとか上手く表現しようと日々もがく。それで、完璧じゃないながらもしっくりきたり、誰かと共鳴できたりする。 「どうしても到達できない本質X」みたいな概念って、哲学の分野ではよくあると思う。例えばプラトンのイデアとか、カントの物自体とか。人間は、到達できないって分かっていながらも、そのXを追い求めずにはいられ