ギリギリ京大生

かなりの申し子 一筋の絶望

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ハチ

以下の文章は、愛犬であるハチの寿命がもう長くないとわかったときに、その時の気持ちを整理するために、そして残しておくために、メモのアプリに書いたものです。 半年が経った今読み返してみると、この文章を書いた日からハチが死んじゃった2月2日(ちょうどハチの誕生日)までの期間にとことん悩み、考え、泣きまくったことが、今の自分の原体験だなって強く思います。そういう意味でハチはちゃんと自分の中に残っているな〜、とも。 今読み返すと、どっかで見たことある言い回しとか表現を取ってつけたように

    • 発光宣言

      説明がないまま僕は溶けてゆく 季節はずれの蛍の光 大学の地下のトイレットペーパーが三角に折り畳まれてて笑う 瓶ラムネ シャワーを浴びているうちに君を忘れるヒットメーカー アクセルもブレーキも踏めない君を感知したエアバッグの誤作動 二つめと四つめが比較的自信あるかな。あとの二つはまだ改善の余地があるように思う。考えても思いつかないからこうやって改善の余地の予感を残したまま投稿してるんだけど。 めちゃくちゃ尊敬する先輩がめちゃくちゃかっこよくて、感動したと伝えたら「やっ

      • 個人的ベテランちの好きなとこ六選

        僕の投稿へのコメントで「ベテランちのどこが好きですか?」と質問してくれた方がいたので、せっかくだから記事にしてお答えしようと思います。思ってたより時間がないので駆け足で!! ①物事を体系的に把握している ほんとに一言でベテランちの好きなところを表すなら、それはこの言葉に集約されると思います。ベテランちはよく言語化が上手いとか分析が鋭いとかコメント欄で褒められてますが、それも根本的にはこの体系的な把握によるものだと感じます。普通の人が点で見ているものを、ベテランちは縦軸横軸奥

        • 【短歌】余命でも宣告されたらもう一度あなたに会いに行けるのかしら

          余命でも宣告されたらもう一度あなたに会いに行けるのかしら 風邪ひいて落ち込んでる時に部屋の整理してたら昔の恋人にもらったメッセージカードが出てきて、それでぼんやり色んなことを考えながら作った短歌です。 中学の時に秋元康の象の背中って本を読んだことがあって、詳しくは覚えてないんですけど、40ぐらいのおっさんが余命を宣告されて、過去縁のあった人に会いに行ったりする話でした。 象は死期を悟ると群れから離れて誰もいないところで孤独に死ぬそうで、それがタイトルの由来です。あんまり覚

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          自意識カジョウ書き

          ・繊細ぶるくせにがさつ ・興味がないことを一切覚えていない ・謝るべきときに非を認めず自虐のポーズで笑いにしたりして誤魔化す (ちょっとこの調子だと暗過ぎて見てられなんないのでポジティブなことも書くことにします) ・一対一でじっくり話すのが好きだし上手い ・30分ぐらい喋ったら上手く相手にチューニングというか周波数を合わせられる ・人の本音を引き出すのが上手いかも?(気が合う相手なら) ・ある程度仲良い人相手なら自己開示も得意 ・自分の話するのが好き ・共感

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          厳密には違う虹

          今ふと思ったんですけど、僕が見つけた虹と、「見て!虹!」って言われてあなたが見る虹が、光の反射とかを物理的に考えると厳密には別物なの、すごく怖くないですか? 幸せを虹に例えてる歌とかってもしかしてこのことも含意してたりするのかな? でも僕とあなたは同じ虹を見れた気になって、一緒に感動する。感動を共有できた気になる。 でもやっぱり、僕とあなたの虹が厳密には違うように、僕とあなたの感動も厳密には全然別物。あなたが見てる景色を僕は決して見れない。 別々の二人のまま、一人と一人のま

          厳密には違う虹

          ここ2週間ぐらいの俺に捧ぐ短歌

          最近なんかずーっと楽しいのに疲れてて、頭も冴えなくて、なんか世界に靄がかかったような感覚で、noteも書く気起きなくて、でも今はやっと元気になれて、面白いことも思いつくようになって、でもまだまたしんどくなっちゃうような気もしてて、元気なのは今だけなんじゃないかって怖さもあって、でもまあとりあえず今は頭冴えてるし眠る気にもならないからMomの『悲しい出来事 -THE OVERKILL-』聴きながらTwitter見たりなんかして、そうしながら色んなことぼんやり考えたりして、TLに

          ここ2週間ぐらいの俺に捧ぐ短歌

          7月を終えて

          思うがままに書きます‼️ 正直7月はあんまり振り返って書きたいと思うことがない。漫才とコントと期末テストで忙しかったけどそんな書くことない。 あと元気もあんまりない。7月はずっと本来のエネルギーの65%ぐらいで生きてた気がする。で、今もそう。もしかしたら今疲れてるからそう感じるだけかも。 書きたいことも元気もないから多分暗い文章になると思います。 音楽聴くのもnote書くのも8月真ん中のドイツ旅行も、以前ほど心が踊らない。上手くノりきれない。シンプルに疲れてるんだと思

          期末レポートの導入部分めっちゃ上手く書けたから見てほしい

          お疲れさまです。梅雨も明けて本格的に暑くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?僕は火曜日からテスト期間が始まるというのに日曜日(明日)に漫才の出番を入れちゃったせいで死にかけています。ほんとにやばい! というわけで朝からミスドでレポートを書いてるんですけど、冒頭部分がめっちゃ上手く書けたので見てほしいです。 ふむふむ、非常によく構想が練られたいい導入部ですねぇ。続きにも期待が持てます。 (俺の脳内の教授のコメント) すご!よく分からないけどめっちゃあたま良さそうぢ

          期末レポートの導入部分めっちゃ上手く書けたから見てほしい

          短歌をつくってみました2

          自分の短歌を載せる前に短歌について色々書こうとしたんですけど、なかなか難しかったので一旦諦めました。テスト勉強しなきゃだし。 ざっくり言うと、短歌がめっちゃ好きになった!!ってことを書きたかったんです。 現代短歌のパイオニアである俵万智とか、現代短歌の最前線を走る木下龍也の歌集を買って読んで、短歌の魅力が何となくわかった気がしたんです。 初めて買った歌集『4』で青松輝が何を表現しようとしていたのか、何に抗おうとしていたのかも、まだちょっとだけだけど、理解出来たような気がした

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          明日の愛を想像してみる

          眠れないので。 <明日の楽しみ> ・早起きできる可能性が残っている ・二限に出れたら1番好きな先生の授業を受けられる ・昼休みは部室で部員と喋りながら昼ごはんを食べられるし、別にひとりで本を読んでもいい ・四限は分析哲学の授業。これもあんまり出れてないけど面白い ・放課後はコントをブラッシュアップする <今後1週間の楽しみ> ・『存在と時間』の読書会を始めるにあたっての顔合わせ会がある ・いちばん不安なテストが終わる。上手くいくかはさておき終わる。 ・キングオブコントの予

          明日の愛を想像してみる

          眠れない夜に飛車角王手!!!

          10時集合の予定があるのに、眠れない。現在5時43分。ピンチである。外はとっくに明るい。 それでも僕はめげずに考え続けた。そして思いついた。そうだ!洗濯を回そう!!!!! これでこの夜は詰み。理論上、俺の勝利が確定した。 手順はこうだ。今からこのベッドを這い出て洗濯機の電源をつける。8時に洗濯が終わるようにセットする。で、ベッドに戻って、いい感じの音楽かラジオを流して、横になって、目を閉じる。これでターンエンド。 これでもし眠れればもちろん俺の勝ち。この長い長い夜との

          眠れない夜に飛車角王手!!!

          6月の美しき思い出たちを宝箱にしまって鍵をかける

          いくぜ!!!!!!脳内大洗浄!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! サークルの先輩がやってる小規模な読書会に初めて参加した。俺と、サークルの1個上の先輩2人しかいなかったので、かなりハードルが低くてありがたかった。半年ぐらいかけてデリダの原書を読んでいくとのこと。俺はフランス語が分からないので前半は二人の翻訳を聞く時間が多かった。日本語でも難しい文章をわざわざフランス語で読む理由が実はあんまよく分かってなかったりする。また聞いてみよう。 後半は文章を読

          6月の美しき思い出たちを宝箱にしまって鍵をかける

          セックスをしても一人(前編)

          五月半ばに恋人と別れました。この記事では、彼女との交際と別れのこと、というよりはそれを通して僕が感じた他者と愛し合うことの難しさについて書いてみます。 ※思ったより長くなったので前後編に分けることにしました。変なことしてごめんなさい。後編もそのうち書きます!! 僕たちは割と仲のいいカップルだったし、何かあった時は時間をかけてじっくり話し合える関係でもあったと思います。でも、僕は彼女に出会ってから別れるまでずっと、彼女との向き合い方、距離感について、問題を抱えていました。と

          セックスをしても一人(前編)

          躁鬱の接続・切断論(2週間寝込んだ反省)

          ちょっと躁鬱の話をしようと思います。 とは言っても僕は病院にいって躁鬱(ちゃんとした病名知らない)だと診断されたわけではありません。でも、自分の意思を超えて、めっちゃ元気な時があったり何にも心が動かない日があったりするので、そんな僕なりの、かっこ付きの「躁鬱」の話です。 今、千葉雅也の『動きすぎてはいけない』っていう本を読んでます。ドゥルーズという20世紀の哲学者についての本なんですけど、「接続と切断」というのが中心的なテーマとして扱われています。 この本を読んでて思う

          躁鬱の接続・切断論(2週間寝込んだ反省)

          ものすごい映像作品を見た話

          いやまじでびっくりしました。感動しました。この興奮が冷めないうちに文章に残したくてこれを書いてます。 いや僕今ね、久しぶりに余裕のある夜だったんで、キャベツとタマネギを切って炒めて、それを白ごはんと一緒に食べながら、パソコンでアンメットの8話を観てたんですよ、で、ドキドキしたり心配したり感動したりキュンキュンしたりしながらエンディングまで見終えて、次回予告も見て、幸せな気分に浸ったままパソコンを閉じようとしました。 するとそのときです。パソコンの画面に、朝の光に包まれなが

          ものすごい映像作品を見た話