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『ふたつの星とタイムマシン』『タイムマシンでは行けない明日』の読書感想文
初読みの畑野智美さんの二つの作品。
『ふたつの星とタイムマシン』の方は、SFよりは恋愛モノの短編集で、『タイムマシンでは行けない明日』の方は、短編集と繋がりのあるお話でした。
タイムマシンものと言えば、時間を移動した先で、思いがけずに歴史を変えることによって微妙に辻褄が合わなくなったりという流れになるのがお約束ですが、この話に出てくる主人公は読んでいて不憫なくらいに人生が大きく変わってしまうの
『マリコ、うまくいくよ』の読書感想文
今年の新潮文庫の100冊の1冊目は、益田ミリの『マリコ、うまくいくよ』です。
20代、30代、40代、それぞれのマリコが日常の中で感じることをマンガで綴ってある作品なのでスラスラと短時間で読めますが、共感することの多い内容でした。
私の30代は丸ごと専業主婦だったので外で働いている30代のマリコの気持ちは想像でしかありません。
それでもその年代なら、そんな風に感じるよね…って見につまされるシ
新潮文庫の100冊 2024
今日から始まった、「新潮文庫の100冊 2024』
新潮文庫の公式サイトは、本日午前11時にオープンしましたが、既にフェアが始まっていた書店もあり
先週の土曜日に書店に行った妹から「もうフェアやってるよ!」と連絡を受けましたが、時間的に博多までは出かけられず、冊子を貰っていた近場の名林堂に行ってみたら、まだフェアはやってなくて、長テーブルの上にはフェアの冊子が乗っていただけ。すぐさま、また愛車を
『自分の小さな箱から脱出する方法』読書感想文
こちらの本は、『僕たちに、もうモノは必要ない。』の本の中で紹介されていたシリーズ本です。
著者はアービンジャー・インスティチュートです。
ストーリー仕立てで進んでいく話は、読めば読むほど、自分にも当てはまることの連続で、呆然とするばかりです。
自分が、ほぼいつも「箱」の中にいることがわかっても、そこからどうやって外に出ればいいのか?
まさに「言うは易し行うは難し」の、例え通りではないのか?