みんなが朝活をする意味がわかった1日のはじまり。冬の朝は身も心も引き締まって心地いい。
ちょっと早起きした日は、まだ人が動き出していなくて、この世界を一人占めしたような感覚になります。
しばらく窓越しに外を見ていると、少しずつ朝日が昇ってきてベランダを照らします。
いつもの出勤時間まではまだ時間がある。ベランダに届く光をボーっと眺めながらコーヒーを飲む。
早起きした日は時間がゆっくりと流れているように感じます。ギリギリに起きて、バタバタと出かける日にはない「余裕」があります。
そんな気持ちの余裕に「このまま仕事なんて行きたくないな」とスッと入りこんでくる悪い妄想。
そんな妄想を振り払うかのように部屋の空気を入れかえます。
窓から入ってくる冷気に体も気持ちもギュッと引き締まります。
冬の冷たさが心地よく、清々しさを感じられる朝。みんなが「朝活」をやる理由がわかるなと思った1日のはじまりでした。
仕事がある日は「起きなきゃいけない」と気持ちがネガティブ。
もちろん毎日起きるのが楽しみなくらい大好きな仕事なら最高です。
でも旅行やおでかけ、友だちとの約束など遊びの予定がある日と比べるとどうでしょう。
やっぱり楽しみな予定がある日は「起きたい」と気持ちがポジティブ。
ようするに「〇〇しなきゃいけない」と消極的なのか、それとも「〇〇したい」と積極的なのかということ。
これって人生の選択権が「周りの環境(他人)」にあるのか、あるいは「自分」にあるのかとも言い換えられます。
2012年の世界幸福度報告書によると、
と書かれているそうです。
仕事のために「起きなきゃいけない」と選ばされている感覚。
でも自分がやりたいことのために朝活をするのは「起きたい」と選んでいる感覚。
どちらのほうが、みずからの人生の進路を選択しているかは明らかですよね。
毎日を前向きな気持ちではじめられるっていいな。はじめてみようかな、朝活。