【腰痛コアトレ】この姿勢を取るだけで常に体幹に刺激が入る『コアのセット』!キレイな背骨カーブになる姿勢の作り方
あなたにはこんな悩みがありませんか?
・ストレッチやほぐしをしてある程度は腰痛は楽になるが、完全にはとりきれない…
・すぐ猫背になり、つい姿勢が悪くなってしまう…
・ポッコリお腹も少し気になるようになってきた…
そんなあなたに朗報です!!
こんな悩みを持つ10年以上の腰痛持ちのあなた、
これまで【腰痛ケア】に取り組んで、少しずつ腰痛が改善してきたと思います。
さらに、この【腰痛コアトレ】を行うと完全に腰痛が改善します!
ちなみにですが、
このブログで紹介するコアトレは自分で試した結果、
「本当に効果を実感した方法だけ」を紹介しているのでまず試して欲しいです!
今回から全8回に渡り負荷が低い簡単なものから、負荷が高い難しいものまで【腰痛コアトレ】を紹介していきます!
第1回目の今回は【腰痛コアトレ】を行うにあたり、
基本中の基本の姿勢となる『コアのセット』を紹介したいと思います!
1、この記事の結論
①背骨がキレイなカーブになると、姿勢も自然と美しくなる。
②背骨がキレイなカーブに保たれると、体幹にも自然と力が入る
③猫背→美姿勢になろうとするときは「胸を張る」のではなく、「頭頂が天井に引っ張られる」ような意識をすると良い!(=コアのセット)
④猫背になりやすい「座位」では「頭頂が天井に引っ張られる」意識に加えて、背筋を伸ばしたり、骨盤を立てるために「胸腰椎移行部(=胸椎12番)」に意識を向けると良い!
2、『コアのセット』をやるとキレイな背骨カーブとなり、自然と美姿勢が手に入る!
では、まずは
美姿勢の人は必ず出来ている「キレイな背骨カーブ」について解説をしていきたいと思います。
★キレイな背骨カーブ⬇️
背骨には3つのカーブがあります。
①頚椎:前弯(前にカーブ)
②胸椎:後弯(後ろにカーブ)
③腰椎:前弯(前にカーブ)
実は背骨はこのように一直線ではなく、3つのカーブが存在し、S字になっているんです。
その理由としてこのようなことが考えられます。
背骨の中には神経の集まりである、「脊髄」が通っています。
この「脊髄」は脳とともに"中枢神経"と呼ばれます。
"中枢神経"は人間が生きていく上で、いろんな感覚情報を処理したり、カラダを動かしたりするときの、いわばカラダの司令塔です。
なので、この「脊髄」はしっかりと守られる必要があるのです。
だから、硬い背骨の中にあります。
さらにS字カーブであることでカラダに加わる衝撃を上手く逃がします。いわゆるバネのような構造です。
もし背骨が一直線だったら、カラダに加わる衝撃をそのまま受けてしまいます。
このような理由から背骨には3つのカーブがあるのです。
ですが、現代人は様々な生活様式の変化により
背骨のカーブがなくなったり、強くなったりなど、多くの人が姿勢の乱れが起きています。
ここからは代表的な姿勢の乱れについて紹介をしようと思います。
最も代表的な姿勢の乱れで、猫背には様々なパターンがあります。
・頭が前方に移動(=上位頚椎が常に伸展、頚椎の前弯が少なくなる)
・背中が丸くなる(=胸椎の後弯が強くなる)
・腰が丸くなる(=腰椎の前弯が少なくなる)
・巻き肩になる(肩甲骨が開きすぎる)
このような姿勢の乱れが複合的に含まれています。
この姿勢の乱れは「ポッコリお腹」にも繋がってしまいます。スウェーバックの大きな特徴は「骨盤の前方移動」です。
「骨盤の前方移動」=下っ腹が前に出るので、「ポッコリお腹」になっているように見えることもあります。
つまり、実際に脂肪でお腹が出ているのではなく、姿勢の影響で「お腹が出ているように見える」ということもあり得ます。
スウェーバックでは次のような姿勢の乱れが生じます。
・骨盤の前方移動(=仙腸関節の詰まりが強くなる)
・下の方の腰椎は反り腰になる(=下位腰椎の前弯が強くなる)
・上の方の腰椎は腰が丸くなる(=上位腰椎の前弯が少なくなる)
・背中が丸くなる(=胸椎の後弯が強くなる)
ストレートネックは主に頸の問題となります。
「スマホ首」と言われることもありますが、下を向きながらスマホを見るなどするとこのストレートネックになってしまいます。
ストレートネックでは次のような姿勢の乱れが生じます。
・頭が前方に移動してしまう(=上位頚椎が常に伸展、頚椎の前弯が少なくなる)
・背中は丸くならないことが多い(=胸椎の後弯は比較的保たれる)
今回は代表的な3つの姿勢の乱れについて紹介しましたが、他にも多くの姿勢の乱れはあります。
では、ここからは腰痛改善に重要な
「キレイな背骨カーブ」と「体幹の機能」との関係について話していこうと思います。
キレイな背骨カーブ=背骨のS字カーブが整っていると体幹の特にインナーマッスルと呼ばれる筋肉たちがしっかりと働いてきます。
体幹のインナーマッスルは次の4つの筋肉があります。
・多裂筋 → 背骨を安定させる筋肉
・腹横筋 → お腹の周りを「コルセット」のように覆っている筋肉
・横隔膜 → 呼吸にも関連する肋骨の下を覆っている筋肉
・骨盤底筋群 → 排泄にも関連する骨盤の底を覆っている筋肉
これらの4つのインナーマッスルに共通することは、「カラダの深層」にあるということです。
そして、この4つのインナーマッスルが一番適切に働く姿勢が、
先ほどから解説している「キレイな背骨カーブ」が出来ている姿勢なんです。
逆にいうと、この4つのインナーマッスルを働かせることで、姿勢も「キレイな背骨カーブ」になっていきます。
「キレイな背骨カーブ」と「体幹の機能」には4つのインナーマッスルが大きく関係していることがわかっていただけたかと思います。
そして、この4つのインナーマッスルの強化は
10年来の腰痛を改善するためにも大きく関係しています。
次回以降で様々な腰痛改善のためのコアトレを紹介しますが、
この4つのインナーマッスルを働かせた「キレイな背骨カーブ」が出来た姿勢で行う必要があるのです。
ただ、難しいことはありません!
4つのステップを踏むことで簡単に「4つのインナーマッスル」を働かせ、「キレイな背骨カーブ」を作ることができます。
では、ここからはその姿勢=『コアのセット』の作り方について紹介していきます!
3、『コアのセット』基本のやり方
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