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モノを作る人として

こんにちは

まずはじめに、
「モノを作る人として」
という記事は、ボクの考えていることが織り込まれた内容だったので、ずっと固定記事としていました。
しかし、内容が当時綴ったものなので時間的な誤差が生じてきて、このまま放置してても支障がでると思いまして、、
改めて修正を加えさせていただきプロフィール的な固定記事にしました。

初めての方が立ち寄って、noteで綴っている事ボクの事が、ちょっとでも伝わったらいいな、と思っています。

※今後も定期的に加筆・修正をしていくと思います。(R.5.4時点)

それでは少し時間、耳を傾けてくださると嬉しいです。


■有限会社 倉島木工所とkuramoco

まずはボクの事をお話させてください。

「有限会社 倉島木工所」ここでボクは仕事をしています。
そう、家業です。
小規模ながら曽祖父から始まり、祖父・父・兄で4代続く木工所。
ボクは、というと兄がいるので、4.5代目っぽい立ち位置かなという認識です。

建築工事における、木製建具・家具の製作から内装仕上げ業が主な仕事でして、それらを建設会社から工事業務を請け負ったなかで行っております。

ボク自身は設計がメインにしつつ、請け負った仕事が現場に納まるよう製作現場と工事現場を行き来しています。(たまに製作もします。)

これが倉島木工所での日常です。

そうした環境の中で、ボクは「kuramoco」という自社製品を販売する場所(オンラインショップ)を作りました。

もう少し言うと、兄弟で家業を継いでいるので、それぞれの自立した動きがあってもいいのではないか、と考えからです。

このお話を続けてしまうとちょっと長くなってしまうので、下記の記事でその辺りを具体的にお話していますので、よろしければ合わせてご覧いただければと思います▼▼


■noteで綴っている話題

ほんのさわりでしたが、ボク自身のことはここまでとして、noteで綴っている内容についてのお話に移っていきます。

ボクの「話題」って、

出向いた先の建築や地域を巡ったレポート
作品展に行ってみての自分なりの考察
疑問に思ったことを追っていく備忘録
自分の仕事のはなし

と、大まかにこの4点といったところ。

「仕事のはなし」というのはkuramocoから出された作品を紹介したり、誕生した意図や背景をお話が主です。
ボクたちが作るモノを知って、イイネ、って感じてくれる方が増えていったらと思いnoteでも綴らせてもらってます。

「kuramoco」とは有限会社倉島木工所の自社製品を提案、発信、販売していく場所であり屋号です。

木をベースして、職人さんの技術も活かせるデザインで家具やら空間やらを考え、図案を作成していくのがボクの役割の一つ。
先ほど挙げた自分がnoteに綴っている「各話題(内容)」は、共通してデザインをするために必要なアイデア探しであり、モノゴトをどう捉えて構成するかの勉強でもあります。

なんだかんだで、アイデアを姿形にするためにボクは行動してるようにも思えてきます。


■作り手の役割

kuramoco商品の中は、「ちょこ座」シリーズや木のコースター(近日発売予定)といった、木を無駄なく使おう、という端材活用の考えを基にした木製品があります。

この考えの根底にあるのは、

作り手として、モノを闇雲に生み出すだけではなくて天然素材(有限な素材)を有益に使いきる、というところまでを考える必要があるよね、です。

木の状態が品質上や安全性おいて極端に損なわない素材であれば、廃棄の道を辿らせず、まだまだ活かせる道があるなら積極的に製品として形にしていこう、ということです。

端材というと言葉的なイメージで、良くない材料、と思う人もいるかもしれません。しかし、そういうことではないですし、むしろ全然活用出来るよね、です。

替えはいくらでもある、ではなくて、今ある条件(残された材料)でどう活かしていくことが出来るのだろうか、を頭に入れながら計画をすることも作り手としての役割ではないのかなと感じています。

kuramocoのプロジェクトは自分たちが基点となって構想、設計の段階から考えられるので、「どういった経緯または背景がある作品なのか」「木に触れる楽しさや心地良さ」だったりをお伝えしていけたらと思っています。

これはSDGsやサステナビリティを意識して、ではなく日頃から製作現場を見ていて感じていたことでしたし、伝統的な日本の建築やものづくりを知っていく(昔から材料を無駄なく活用していた)なかでそうした思いがずっとありました。

結果的にSDGs等の考えとリンクしているので、こうしたお話も伝わり易いかも、と思っています。

とはいえkuramocoプロジェクトはまだまだ走り始めです。
商品も無闇に増やそうとは思いませんが、それでも現状から見るともう少し商品を発表していきたい、という風には考えております。

地道に進んでいきます。

noteで使用している写真、イラスト、スケッチ図は自ら制作(撮影)したものを載せています。

というわけで、noteで綴っていること、をお話させていただきました。
いかがでしたでしょうか。

日頃、投稿していく記事にも目を通してくださると嬉しいです。
皆さんのところにもちょこちょこお邪魔しますね。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

倉嶋洋介



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倉嶋 洋介
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