【詩】カラフルな風さん
ヒュルリと吹いたのは
カラフルな風さんでした
そんな風さんが吹くごとに
あなたの髪は
綺麗な色が泳ぐように
カラフルに染まり
さらり、さらりと
なびくことでしょう
ぼくはついうっとりと
見惚れてしまいます
勇気があるなら
ずっとこうしていたいな
もしジロジロ見てたら
あなたは怒って
行ってしまうだろう
ヒュルリ
ヒュルリ
もしかしてここは
夢の中?
もし現実に
風さんがカラフルだったら
みんなはどう感じるのだろう?
綺麗だなと思うのかな?
あなたなら
うーん、あなたなら
気にしないで
どこかに行ってしまいそう
あなたの笑顔が
見れたならよかったのにな…