【詩】口下手ななりきり遊び
さあ、なにをしようか?
ぼくからの提案
なりきり遊びをしようよ!
じゃあ、魔法使いになって
遊んでみない?
魔法の杖を渡すから、
なにか呪文を唱えてみて!
君はどんな魔法を
唱えるのだろう?
ぼくは君が起こす魔法が
楽しみなんだ
ああしたり
こうしたり
そうしたり
きっと素敵な魔法
にちがいない
もしかすると
びっくりするような
魔法かもしれないね
じゃあ、ぼくも
魔法を唱えてみるよ!
えい!
ほら、花が咲いたよ
きれいな花だね…
ダメかなあ?
どうだろうか?
君はきっとニヤリと
ぼくを吹き飛ばす
魔法を唱えそうだ
ははは
本当かよ!
でも、大切なものは
吹き飛ばしちゃいけないよ
まあ、ぼくは
飛んでいくことにするよ
その前に、
ぼくは君に
魔法をかけたい
でも、すでに君は
身につけているだろう
優しい心を
さあ、遊びに行くのだろう?
友だちを大切にね!