『おもちゃの指輪が絆ぐ時』ペーパーバック版 Amazonにて発売!
こんにちは、くみた柑です。
これまでAmazon Kindle(電子書籍)を中心に活動してまいりましたが、私史上初となる紙の本が、独立出版レーベル『人格OverDrive』様より本日発売です!
▼ 独立出版レーベル人格OverDrive様のサイト
▼ Amazonで購入
”記憶”をテーマにした短編集となります。
私の第一作目となる『記憶の森の魔女』は「この短編集に収録したことにより完成した」と著者自身、思っております。
短編集は気になるお話から読んでいく、というスタイルもありますが、収録順も個人的にはこだわったところであり、可能であれば初めのお話から順に、ページをめくっていただけましたら幸いです。
私は基本、自分が読みたい・書きたいものを書いていくスタイルなのですが、第一作目となる『記憶の森の魔女』そして、最新作である『おもちゃの指輪が絆ぐ時』は、伝えたい、届けたい、という思いで書いた作品です。
少し重たい内容なので、電子書籍版の発売当初は宣伝をためらっていた時期もありましたが、読者様からいただく感想に背中を押していただいて「そうだ、この作品はたくさんの人に読んでほしい。届けたい、と思って書いたお話だった」と思い出すことができました。
より多くの人の手にとってもらうためには、電子書籍だけでなく、ペーパーバックの形でも出版したいと思うようになり、今回、人格OverDrive様の力をお借りして、その願いが実現しました。
装画にも、その思いを込めています。
どうぞよろしくお願いいたします。
Kindle版は、Kindle Unlimited 読み放題対象となっております。
こちらもあわせて、よろしくお願いいたします。
◆収録作品
『記憶の森の魔女』
2013年に出版した同タイトルのリライト版です。
ある日友達と別れ家に帰ると、そこに建っていたのは見知らぬ家。
華子の周りに次々起こる不可思議な出来事。
約15000字
『オムライス』
遺品整理をきっかけに、紗花(さやか)は父の思いに触れる。
約6000字
『偽りの幸せ』
それはまるで、幸せな夢を見ているようだった。
約16000字
『おもちゃの指輪が絆ぐ時』
認知症になってしまった妻を介護する夫の苦悩と葛藤。
著者の実体験をもとに描かれた認知症介護の闇。
約38000字
『十二月の街』
クリスマスの、短い短いお話です。
約1400字
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最後に!
発売前に、アジア文学の売れ筋ランキングに載ったので記念スクショ!
予約していただいた皆様、ありがとうございました!