その話は、相手の話を遮ってまで言うほどのことか?
認知症の高齢者の中には、同じことを何度も話したり、ほんの数分前に聞いたことをまた聞いてくる方がいる。
これは介護に携わっていなくても聞いたことがあると思う。
話す内容や質問は大体同じであり、介護者は声を掛けられた時点で「きっとあの話だろう」「雰囲気的にいつもの質問だろう」と分かってしまう。
実際、話を聞くとやっぱりその通りになることが多い。
しかし、ここで認知症ケアとしてやらないほうが良いことがある。
それは相手が話かける前に、話を「先回り」してしまうことだ。
例え