「うつ病との闘いと回復の道のり|私にとって他人事ではない現実#1」
最初に言います。
うつ病は、あなたの身近にいる存在です
うつ病とは、誰しもがかかる病気だということです。私も、過去に発症したことがあり、完治までに5年かかりました。本当に、自分が鬱になるなんて考えてもおりませんでした。
うつ病発症から、完治までをこのカテゴリにまとめようと思います。
うつで苦しむ方やその方を支える家族様にとって、有意義なものになればいいなと思います。
今回は、最初の記事として、簡単に私の経験を書いていければと思います。
1.なぜ発症したのか?
端的に、仕事、住まい、を一度に変えたことによる影響です。具体的には、今後のブログで公開しますが、仕事の職種も変更し、縁もゆかりもない場所に転居したことにより、ストレスを一度に大きく過度に体に与えてしまいました。
<主な症状>
・自然と涙が出る
・過去の自分を責め続ける
・大丈夫が口癖
・ため込んでしまう
・寝れない、寝すぎてしまう
今これを読むあなた。こんな症状が続いているのであれば、精神科に迷うことなく、通院することをお勧めします。
上記はまだ序の口です。ほんとに自分を責め続けることで、命を絶つということを本気で考えてしまうのが、うつの怖いところです。
2.治すための工夫と再発
・高額な費用のカウンセリング
・仏教参拝や瞑想
・薬物治療
などなどを経験してきましたが、根治させるまで、ものすごく治すまでに時間と費用がかかったんです。
薬に関しては、手放すまでにも時間がすごくかかりました。
気持ちの変化に左右されることもあり、眠れないであったり、気持ちが高ぶってしまい、散在してしまうなど治ったと思えば、再発するの繰り返しで、その際に薬に頼って制御するということをしていました。
自分が自分でいられなくなるそんな感覚になり、常に薬を持ち歩いていました。お守りです。
今のパートナーに出会えたことで、薬のコントロールとその献身的なフォローで、今は断ち切るができましたが、本当にこればかりは、苦労したことが多く、一言に「二度と味わいたくない」という気持ちです。
通常通りに眠れることが、本当にうれしく泣いたくらい、眠れないことに悩んでいたことをこの記事を書きながら今思い出しています。
3.家族の皆様へ伝えたいこと
私の経験を通じて、うつ病を支える家族の方にも伝えたいです。本人の言うことを否定せずに、話を聞いてあげてください。私は、地方に行き、ある意味で四面楚歌になった環境で、頼れるのは、自分を育ててくれた母、父の存在でした。
「つらいなら帰っておいで」と言ってくれたとき、私にも味方がいるんだということを再認識でき、涙が止まりませんでした。
うつは気持ちの問題でしょと思われるかもしれませんが、本人が一番つらいんです。自分の体と心が意思に逆らってしまうこと。自分を責めてしまうこと。それが本当につらいんです。
だから、否定するのでなく、そっと包み込んであげてください。
「あなたには味方がいるんだよ」と思えたとき、本人の肩からすっと重荷が解かれるものだと思います。
ただ、うつは本当に厄介なものです。闘病生活は、すぐには終わりません。家族も大変だと思うのですが、一緒に解決するという姿勢で本人と寄り添って前を進んでください。
気持ちを聞いてくれる、そして一人じゃない。
そう思ったときに、私はほんとにこの病気を断ち切ろうと新たに気持ちを入れ替えることができたんです。
4.鬱で悩んでいる方へ
きっと自分にまっすぐな方だと思います。正義感が人一倍強くて、こうあるべきと思っている方なんだと思います。誰よりも優しく、誰よりも自分に厳しい方だと思います。
ただ、あまり自分を責めないで。私は、逃げる選択肢があってもいいと思うんです。当時の自分はそんなこと許してもらえないと言い聞かせていました。
しかしそうではないんです。心を癒す時間は必要です。
今いる会社や学校が辛いのであれば迷うことなく、休職ないしは退職、休学、退学を勧めます。それは逃げでなく、生物としての生存戦略です。
自分を責めないでください。
その会社や学校が合わないことが、イコール社会不適合者ではなく、世界にある1つの組織がたまたまあなたに合わないだけです。
ひとまず、体に不調が出るのであれば、それはSOSサインだと認識し、体を休めることに努めましょう。ここで無理をし続けると取り返しのつかないことになるのは、私の経験からも言えるかと思います。
直近でも私は体を壊しそうになった経験があります。
しかし、それを避けることができたのは、自己理解を進め、本当に自分のしたいことを見つけることができたからです。
八木仁平さんの自己理解メソッドにより、自分と向き合うことができ、今いる組織が自分の価値観の延長線にいないことを明確に理解することで、私は今はフリーランスとして生きています。
無理をしない。苦手なことをしないと決め切ることで、フォーカスしたいことに力を入れることができ、今では毎日が楽しく、生きがいのある生活を送れています。
自己理解については、八木仁平さんのyoutube(登録者数12万人)のリンク先も貼っておきますので、よろしければ見てみてください。
5.まとめ
いかがでしょうか。
うつ病は、誰しもかかる病気だというものであり、単純に気持ちの問題だけではないということであります。
本人の治すという気持ちとそれを支える家族、一丸となってうつをなくすという闘病生活をしないといけません。
自分の気持ちを知ること、それを無視しないことが本当に大事だと思います。今後も当時を思い出しながら、鬱との闘病生活に関して記事にできればと思います。
今後も引き続き、フリーランスとしての働き方等々について書いていきますので、よかったらフォローといいねをよろしくお願いいたします。
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では、またの記事でお会いしましょう。