お味噌汁作って、ごはんができたよ

　今週末は、ところによっては雪が降るようで、
今日は 昨日よりも寒い一日です。

　こざる達は、夕食に お味噌汁を作っています。
以前は、りこちゃんも 毎日、作っていました。
今はこざる達が、毎日 作って、朝でも昼でも夜でも、
いつでも好きな時に 食べています。

「お味噌汁は、何を入れても美味しいし、それに暖まるからね。」
「簡単に出来るし、栄養もとれるよね。」
りこちゃんも、こざる達も、お味噌汁が大好きです。

「今日は、白菜と人参と葱と蕪と、
あと ちょっと残っていた焼き鮭も入れたよ。」
「食べる時に 柚子も入れようね。」
りこちゃんは、柚子が大好きです。

「そうだ!」
こざるちゃんが何か思いついたようです。
「今日は寒いから、酒粕を入れようよ。」
「そうだね、うん、そうしよう。」

　酒粕を入れると、ちょっと風味も加わって、より暖まる感じがします。
それに酒粕は、発酵食品です。
こんなに発酵食品がブームになるずっと前から、
昔の人は、ちゃんと体にいいものを食べていたんですね。

　こざる達は、りこちゃんの分は、野菜も魚も 潰して食べやすくします。
「具を食べなくても、お味噌汁のスープだけでも、
エキスが出ているから美味しいよ。」

　こざる達は、皆で お味噌汁のいい香りをかいで、ニコニコです。
「じゃあ 夕飯にしよう。」
「うん。りこちゃん、呼んで来るね。」

　ラジオからは、ピアノと「ごはんができたよ」と
楽しそうな 明るい 歌声が聴こえてきます。
矢野顕子の『ごはんができたよ』です。
こざるちゃんも一緒に歌いながら、
はずむように りこちゃんの部屋に向かいます。

皆で、のんびり 楽しく 夕飯の時間です。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
りこちゃんは、昔からずっと 味噌汁を「おみおつけ」と言っていました。
「御御御付け」と書くんですね。
よい毎日でありますように (^_^)