『心を育てる習慣 ~80歳が見つけたポジティブ思考への道~』
皆さん、おはようございます。昨日、マインドフルネスについてお話しさせていただきましたが、今日はその実践を通じて気づいた「ポジティブな心の育て方」についてお伝えしたいと思います。
私自身、うつ病を経験した時、「ポジティブに考えなさい」という言葉がとても重たく感じられました。でも、年を重ねて分かったのは、ポジティブ思考は「強制するもの」ではなく、「育てるもの」だということです。
【心を育てる3つのステップ】
1. 「気づき」から始める
- 朝、目覚めた時の最初の考えに注目する
- 否定的な考えが浮かんでも、それを責めない
- ただ「あ、こんな考えが浮かんでいるな」と観察する
2. 「小さな感謝」を見つける
- 今朝も目覚められたこと
- お茶の温かさ
- 窓から差し込む光
このような当たり前の日常に目を向ける習慣をつける
3. 「できた」を探す
- 完璧でなくても、少しでもできたことを認める
- 例えば、今朝は5分早く起きられた
- 散歩で新しい道を見つけた
- 誰かに「おはよう」と声をかけた
【私の日課として】
毎朝、お気に入りのコーヒーカップでゆっくり一息つく時間を作っています。その時、窓の外を眺めながら、その日の「できた」を3つ見つけることにしています。
最初は「そんなの見つからない」と思っていました。でも、マインドフルネスの実践で「今、この瞬間」に意識を向けることを覚えてから、不思議と見つかるようになってきました。
【若い皆さんへのメッセージ】
完璧を求める必要はありません。むしろ、不完璧な自分を受け入れることから始まります。私も80年生きてきて、まだまだ学ぶことばかり。それこそが人生の面白さなのかもしれません。
特に、プレッシャーの多い現代社会を生きる若い方々へ。
- 自分を責めすぎていませんか?
- 小さな進歩に目を向けていますか?
- 今この瞬間を生きる自分を認められていますか?
【実践してほしい小さな習慣】
1. 朝一番に深呼吸を3回して、今日の自分にご機嫌よう
2. 通勤・通学中に「青空がきれいだな」など、良いことを一つ見つける
3. 寝る前に、今日の「できた」を一つだけでも書き留める
私がうつ病から回復できたのも、このような小さな積み重ねがあったからこそです。焦らず、ゆっくりと、自分のペースで心を育ててください。
明日も、皆さんと一緒に成長できることを楽しみにしています。今日一日、どんな発見があるでしょうか?
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