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お寺×音楽!般若心経とセッションする異色ワークショップの舞台裏
はじめに:副住職からのお知らせ
みなさん、こんにちは。蓮城院の副住職コウブンです。
本日は、私たちのお寺で開催する特別なイベントについてお話しさせていただきます。
実は、この告知に至るまでには、ある「気づき」がありました。
その話から始めさせてください。
西野亮廣さんから学んだ大切な教訓
みなさんは西野亮廣さんをご存知でしょうか?
元キングコングの西野さんです。
以前は芸人としてテレビで活躍されていましたが、現在は違った形で才能を発揮されています。
絵本作家として、またYouTuberとして、さらには映画やミュージカルのプロデューサーとして、多岐にわたる活動を展開されています。
私は西野さんのボイシー配信を毎日欠かさず聴いているのですが、昨日の配信で非常に印象的な話がありました。
それは、「プペルバレー」というイベントについてです。
これは、西野さんの代表作「えんとつ町のプペル」のIPを、バレエ公演に使用することを許可したプロジェクト。
たとえば、ドラゴンボールでいえば鳥山明さんのような、原作者としての立場での関わり方です。
その配信の中で西野さんが指摘していたのは、とても重要な問題でした。
「お客さんが集まらないことは随分前からわかっていたのに、なぜ宣伝してこなかったのか」
という根本的な課題です。
プロデューサーの方は様々な理由を述べられていましたが、結論としては「宣伝をサボっていた」という一言に集約されます。
この言葉を聞いた瞬間、私の心に強く響くものがありました。というのも...
ワークショップ「おとさがし おとあそび」の全容
では、私たちが開催するイベントについて、詳しくご紹介させていただきます。
開催概要
イベント名:「おとさがし おとあそび」
日時:11月23日(土)13:30~15:30
会場:蓮城院
定員:20名
参加費:1,000円
▼申し込みフォームはこちら!
このワークショップでは、「音を楽しむ」という一見シンプルながら、実は奥深いテーマに挑戦します。
たとえば、身近な材料を組み合わせて打楽器を作ってみる。
ギターのような弦楽器を即興で製作してみる。
お茶の缶にビーズを入れて振って、まったく新しい音色を見つけ出す。
参加者のみなさんには、叩いたり、擦ったり、弾いたり、振ったりと、様々な方法で音を探求していただきます。
大切なのは、正解を求めることではありません。
自分の想像力を存分に働かせて、「自分だけの音」を見つけ出すこと。
それが、このワークショップの醍醐味なのです。
企画に込めた想いと期待
なぜ、お寺でこのようなワークショップを開催しようと考えたのか。それには、いくつかの理由があります。
まず、お寺という場所は本来、地域のコミュニティの中心として機能してきました。
現代では、その役割が薄れてきている面もありますが、だからこそ、新しい形でのつながりを創出したいと考えています。
また、仏教に親しんでもらいたいという思いもありました。
お寺での楽しい思い出があれば、また来たい場所としてお寺が選ばれるかもしれません。
音楽には、人々の心をつなぐ力があります。
言葉では表現しきれない感情や想いを、音を通じて共有できる。
そんな特別な体験を、このお寺から発信していきたいのです。
正直な告白:宣伝不足への反省
ここで、正直に申し上げなければならないことがあります。
開催まで2週間を切った現在、定員20名のところ、参加者はわずか4名。
残り16名の席が空いている状況です。
これは明らかに、私自身の宣伝不足が原因です。
普段、人生相談のような形で様々なお話をさせていただいている身でありながら、自分自身の課題に正面から向き合えていなかった。
これは、まさに人間臭い私の実態そのものです。
これからの展望
しかし、ここで諦めるわけにはいきません。
この2週間、確かに様々な予定が詰まっています。
それでも、できる限りの時間を使って、このイベントの魅力を多くの方々に伝えていきたいと思います。
毎日の告知活動はもちろんのこと、可能な限り多くの方々と直接お会いして、このワークショップの意義や面白さをお伝えしていく所存です。
時には「押しつけがましい」と思われるかもしれません。
それでも、このイベントに込めた想いを、誠実に伝えていきたいと考えています。
おわりに
「音」という、誰もが日常的に触れているものを、まったく新しい視点で見つめ直す。
そして、その発見を般若心経とのセッションという形で昇華する。
このユニークな体験に、ぜひ多くの方々に参加していただきたいと思っています。
詳しい情報や参加申し込みについては、上記に記載されているリンクからご確認いただけます。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてください。
最後に、このような長文をここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
みなさまとお会いできることを、心より楽しみにしています。
蓮城院副住職のコウブンでした。
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