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何事も早めの対応が大事(『春秋左氏伝』隠公元年)

今回取り上げるのは『春秋左氏伝』隠公元年からの言葉。

滋蔓せしむること無かれ
(読み:ジマンせしむることナかれ)

『春秋左氏伝』隠公元年

悪いものは、蔓草のように伸びないうちに対処しなければならない、という意味。

蔓草や雑草が茂ってしまうと、後始末が大変になります。

そうならないように、悪いものや気になることは早いうちに対処しておきなさい、ということですね。


仕事や用事でもそうですが、何事も早めに済ませてしまった方が気持ちがすっきりします。

後回しにしていると、いざという時に体調を崩したり、天気が悪くなって外に出るのが大変になったりするものです。

また、人間はやり残している物事があると気になってしまう生き物です。

終わっていない物事が頭に残ってしまうことを「ツァイガルニク効果」と言います。

やり残した仕事のことが休日も頭から離れなくなったり、ドラマやアニメの続きが気になってしまうのも、これが原因です。

物事を後回しにすると「ツァイガルニク効果」で頭に残ってしまうので、集中力が分散してしまいます。

そのせいでストレスが溜まってしまうこともあるので、用事や問題は早めに対処するのがおすすめです。

滋蔓せしむること無かれ
(読み:ジマンせしむることナかれ)

『春秋左氏伝』隠公元年

何事も早めの対処が重要ということ。

早めに対処した方が問題も大きくならずに済みますし、なんだかんだ時間も節約できます。

私は割と後回しにしがちなので、早めに対処するように心がけようと思います。

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