【概要】 ・皆様の視野を広げるような古典・歴史の知恵をお届けするメールマガジンです。 【活動方針】 ・無料版では取り上げていない古典・歴史書をメインに取り上げます。 ・皆様の気づきや学びにつながる記事をお届けします。 ・普段の記事よりも古典・歴史の比重が大きめです。 ・古典や歴史を身近に感じていただけたら嬉しいです。 【更新頻度】 ・月に2~3回程度を予定しています。 【おすすめの人】 ・無料版の記事を読んで、さらに学びを深めたいと思った方 ・普段ご紹介している古典以外の知恵にも触れてみたい方 ・大人の教養を身につける一歩を踏み出したい方
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凪平コウ@古典・歴史愛好家
『詩経』に関する記事をまとめています。
『論語』に関する記事をまとめています。
漢詩に関する記事をまとめたマガジンです。
『中庸』に関する記事をまとめています。
「人生を豊かにする中国古典の名言」シリーズをまとめたマガジンです。 朝晩の通勤時や隙間時間の学びにどうぞ。
みなさん、三国志はお好きですか? 私は小説である演義も、歴史書である正史も大好きです。 小学校のときに、母が持っていた三国志の小説を読んだことがきっかけで、歴史の面白さに気づきました。 普段は古典や歴史の言葉を中心にご紹介しているのですが、今回は初心に帰って、三国志を扱った小説をご紹介しようと思います。 世の中には色々な三国志本がありますが、これからご紹介するのは、私が個人的に「これだけは絶対に押さえておきたい!」と思った、特に思い入れのある作品です。 「三国志に興
特集展示「歴史・文化の中の鄭成功」が国立歴史民俗博物館でまもなく開催📢 国立台湾歴史博物館との交流事業として開催されます。 鄭成功は人形浄瑠璃『国性爺合戦』のモデルとしても古くから有名ですね。 会期は11月26日(火)から🍀 https://www.rekihaku.ac.jp/
今回取り上げるのは『詩経』毛詩大序からの言葉。 詩はその人の志が表面化したものである、という意味。 儒教の経典の一つにもなっている『詩経』ですが、そのとある序文の中で述べられている言葉になります。 「詩とは何か?」というお話。 なかなか奥深いですね。 『詩経』は中国最古の詩集。 古代中国における各国の民謡や祭祀の言葉、周王朝の宮廷で用いられた歌などが収録されている古典です。 伝承としてあちこちで伝わっていたものを、孔子が一冊の本の形に編纂したと伝わっています。
今回ご紹介するのは『論語』衛霊公篇からの言葉。 私はかつて一日中何も食べず、一晩中眠らずに思索を続けたが、全くの無駄だった。書物や師から学ぶことには及ばなかった、という意味。 孔子の実体験に基づく言葉です。 つまり、何もわからない状態で悩み続けるのは意味がない、ということですね。 みなさんも「悩み続けてたら1日が過ぎてしまった!」という経験はありませんか? 私は悩みがちな性格なので、ときどきこういった失敗をしてしまいます。 せっかくの貴重な休日なのに、頭の中で色々
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」21通目になります。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けしています。 基本的に1記事で完結していますので、どこから読んでいただいても大丈夫です。 さて、前回は『漢書』からお届けしました。 今回は『戦国策』からお届けします。 『戦国策』については、以下の回でも取り上げましたね。 気になる方はこちらも合わせてご覧いただければ幸いです。 というわけ
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」20通目になります。 いよいよ20番台になりましたね。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けしています。 前回は『史記』からお届けしました。 今回は『漢書』からお届けします。 『漢書』については、以下の回でも取り上げましたね。 気になる方はこちらも合わせてご覧いただければ幸いです。 というわけで、今回は『漢書』から、日本でも有名なあの言葉につい
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」19通目になります。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けします。 前回は『淮南子』からお届けしました。 今回は司馬遷の『史記』を取り上げます。 『史記』の概要説明は以下の記事で行っていますので、確認したい方はこちらの記事をご覧ください。 というわけで、今回は周の幽王に関するお話から、信頼を失うことの怖さについて、学んでいきましょう。 『史記』周
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」18通目になります。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けします。 前回は『戦国策』からお届けしました。 今回は劉安の『淮南子』を取り上げます。 『淮南子』の概要説明は以下の記事で行っていますので、確認したい方はこちらの記事をご覧ください。 というわけで、今回は淮南子から、日本でも有名な格言についてのお話をご紹介いたします。 『淮南子』に学ぶ今回
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」17通目になります。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けします。 前回は『史記』からお届けしました。 今回は劉向(りゅうきょう)の『戦国策』を取り上げます。 『戦国策』は前漢の劉向によって編纂された全33篇の史書。 戦国時代の始まり(前403年)から始皇帝の天下統一(前221年)までの、約200年間の歴史を扱っています。 西周・東周・秦・斉・楚
皆様、こんにちは! メンバーシップ向け特典記事の「古典のお便り」16通目になります。 こちらのシリーズでは、普段の記事では取り扱っていない古典・史書から、さまざまな名言をお届けします。 前回は『新唐書』からお届けしました。 今回は司馬遷の『史記』を取り上げます。 『史記』の概要説明は以下の記事で行っていますので、確認したい方はこちらの記事をご覧ください。 というわけで、今回は周の厲王(れいおう)に関するお話から、周囲の意見や不満に耳を傾けることの大切さについて、学
コロナ陽性になってしまいました…。発熱とひどい倦怠感が続いています。今月は色々バタバタで疲労が溜まっている気はしていたのですが、またコロナになるとは…。月末の記事投稿ができず、申し訳ないです🙇 通常記事とメンバーシップ向けの下書きはあるので、体調が回復したら投稿いたします🙏
特別展「激動する幕末維新の港区」が港区立郷土歴史館で開催中📢 激動の幕末の様子を港区の歴史資料から紐解いていきます。 当時の事件現場を地図やパネルで振り返る「幕末維新の事件現場探訪」も同時開催! 会期は12月15日(日)まで🍀 https://www.minato-rekishi.com/
本日は『論語』の過去記事からピックアップ🎓 「結果ではなく、物事に取り組む姿勢が大事なのだ」という意味合いの言葉を取り上げた回になります。 隙間時間のお供などにご活用くださいませ🍀 https://note.com/kou_nagihira/n/ne1c14ff3a16c
今回取り上げるのは北宋の唐庚(とうこう)がまとめた『文録』に掲載されている漢詩から。 山僧は暦を数えることを知らないが、桐の葉が一枚落ちるのを見て、天下が秋を迎えたことを知る、という意味。 『文録』の中で、「唐代のものにこんな素敵な詩があります」と紹介されている漢詩です。 情景が想像できて素敵な詩ですよね。 この記事が投稿されるのは10月中旬。 暦上では、あと3週間ほどで立冬を迎える時期です。 秋分は09月22日、立冬は11月07日となります。 つまり、暦的には
今回取り上げるのは『中庸』二十章からの言葉。 他人が一回でできるのであれば、私は百回やってみよう。 他人が十回でできるのであれば、私は千回やってみよう。 という意味。 凡人であっても、人一倍努力と研鑽に励むことで立派な人物になれるということですね。 それでは、『中庸』が想定している「立派な人物」とはどのような人なのでしょうか? ヒントは『中庸』十一章にあります。 誠とは、天における究極の理想的な道であり、これを実現しようと努めるのが、人としての道である、という意味
特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が東京丸の内の静嘉堂文庫美術館で開催中📢 本日から後期展示が始まりました。 徳川将軍家や仙台伊達藩に関する品など、さまざまな名品が展示されています! 会期は11月04日(月)まで🍀 https://www.seikado.or.jp/
【今日の名言】 行動するというのは、これまでできなかったことをやってみるということである、という意味。 「行動する」とはどういうことかを述べた文です。 つまり、今までできなかった物事に挑戦することこそが「行動する」ということなのだ、というお話ですね。 私たちには「現状維持バイアス」と呼ばれる機能があります。 要するに、変化を嫌って現状のままでいようとする性質のことです。 これだけだとなんだかネガティブなものに聞こえるかもしれませんが、これには人間の進化の過程が深く
今回取り上げるのは『荘子』天地篇からの言葉。 便利な道具があると、必ずそれを使って作業しようとする。 しかし、便利な道具ばかりを使って作業していると、余計な考えを抱くようになる、という意味。 つまり、便利な道具に頼ってばかりいると、それらに振り回されて、本来の人としての純粋さを失ってしまう、ということですね。 「機心」は「小賢しい企み」といった意味ですが、ここではもう少しマイルドに訳してみました。 荘子は、今回の言葉を以下のようなエピソードを用いて語っています。 簡
元寇から750年ということで、特別展「海底に眠るモンゴル襲来ー水中考古学の世界ー」が國學院大學博物館で開催中📢 長崎県松浦市の国指定史跡「鷹島神崎遺跡」から出土した数多くの遺物が展示されています! 会期は11月24日(日)まで🍀 http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2024_mouko_pt1.html
【今日の名言】 他人が自分にやって欲しくないことは、私もまた他人にすることがないようにしたい、という意味。 つまり、自分がされてほしくないことは相手にもしてはいけないということですね。 孔子の弟子の子貢(しこう)が語った言葉です。 今回の言葉と似たものが『論語』衛霊公篇にあります。 皆さんもよくご存知の言葉ですね。 自分がされて嫌なことは相手にもしてはいけない、という意味です。 孔子が「恕(じょ)」、つまりは思いやりの心について説明した言葉になります。 師匠と