【入試問題解説#8】立教女学院中学校(2021年/大問3)
こんにちは。
今回は、中学入試や大学入試の問題解説をおこなっていきたいと思います。
第8回の今回も、中学入試問題を取り上げます。
今回、扱う問題は立教女学院中学校の2021年度の入試問題です。
問題
今回、取り上げる問題はこの問題です。
ぜひ、解いてみてください!
目標時間は8分です。
↓↓↓↓↓↓解答・解説↓↓↓↓↓↓
解答
(1) 6
(2) 103
(3) 2024
(4) 59
解説
(1)
この問題は、問題文の式に素直に当てはめるだけです。
まずは、後半の【1000,47】から計算をしていきます。
1000 ÷ 47 = 21 あまり 13
より、13となります。
よって、求める式は【2021,13】になります。
より、
2021 ÷ 13 = 155 あまり 6
より、6となります。
答え:6
(2)
【P,5】=3というのを式の形で表すと以下のようになります。
P ÷ 5 = ● あまり 3
↓
P = 5 × ● + 3
このうち、3桁のうち最小のものは、●に20を入れた場合です。
すなわち、答えは103
答え:103
(3)
先ほどの(2)と同じように考える。
【Q,3】=2を最小から並べていきます。
(2,5,8,11,14…
【Q,5】=4を最小から並べていきます。
(4,9,14…
より、14が共通する中で最小。
14の後は、3と5の最小公倍数『15』ごとに増えていくことがわかります。
初項14、公差15の等差数列。
14 + 15 × (n - 1 ) ≒ 2021を求めます。
すると、2024が最も近い。
答え:2024
(4)
先ほどの問題より、【R,3】=2と【R,5】=4をあらたに検討する必要はありません。
それらを満たすものを順番に並べると以下のようになります。
(14,29,44,59,74,89…
次に、【R,7】=3を順番に並べていきます。
(3,10,17,24,31,38,45,52,59,66…
より、59が最小です。
答え:59
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、立教女学院中学校の問題を取り上げました。
今回の問題は、条件が与えられていますが、求めることは整数や約数・倍数の分野の基本的な内容でしたので、是非正解をしたい問題と言えるでしょう。
今後も取り上げてほしい問題があれば、コメントにてお伝えください。
最後に
記事を見つけてくださりありがとうございました。
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