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内藤 奈美
2017年6月23日 22:26
最近、詩の投稿が滞っております。少し思うところがあって、作風や表現方法、言葉の選び方を練り直ししつつ、やや意図的に、書いた載せたの直通運転をやめて各駅停車の運行をしています。当然、目的地に辿り着くまでに時間がかかるようになってしまって、けれどこういう時間も必要だと焦れる自分に言い聞かせながら、ぽつぽつと書き続けています。作風の練り直し、と書きましたが、自分を完全に捨てることはもちろんできない
2017年5月21日 19:07
以前舞台で共演したことのある知人の踊りを久しぶりに観て、思ったことがある。彼女の動きはまるみを帯びている、ということ。まるい空間を作る、踊り。包み込む、というのとはまた少し違う。それは伸ばした手の、その指の先にある空気がふわりと押し出されるような。揺れる柔らかな布が空気を含んで、ふっと膨らんでいくような。そしてするすると、彼女を取り巻くエネルギーとも言える空気が、動きと共に空間に混ぜ込まれ
2017年4月6日 04:31
私が、どうしようもなく惹かれてしまうひとがいる。正確には、憧れなんだと思う。小心者なので基本的には優しい人が好きではあるけれど、自分を強く強く貫いている(少なくとも私にはそう見える)ひとに、どうしようもなく焦がれてしまうことが多々あるのです。意に介さないというのが、そういうひとたちに私が見る強さのひとつ。他の誰が何を言おうが、何を思われようが、それは意に介さない。横文字的にいうと "No