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考えたこと・思ったことをまとめたマガジン

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毎日の中で考えたことをまとめたマガジン。「コンテンツ会議系マガジン」に含まれないnoteは、全てこのマガジンで読むことができます。他のマガジンとも被る時があります。
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#コミュニケーション

偏頭痛から生まれた想像力

高校からの友人に、行きたい会社の選考のために推薦状を書いて欲しいとたのまれた。形式は自由とのこと。ワードやパワーポイントも検討したが、みなさんからのいいねが彼女の自信にもなるのではないかと思い、noteを選んでみた。 彼女とは中学校も一緒だったが、その頃はあまり話したことがなかった。高校二年生で初めて同じクラスになったが、それでも違う友達の輪にいたのでたまに世間話をするくらいの仲だった。 高校三年になり、選択授業いわゆる文理に分かれた授業が始まった。たまたま時間割がほとん

加点方式で生きる。

世の中には、加点方式で生きている人と、減点方式で生きている人がいる。 今を0点として、100点を目指すのが前者。 私はこのタイプで、あれができるようになった、これができるようになったと、加点をして生きている。 一方で、目標を0点として、今をマイナスで捉えるのが後者だ。 完璧な状態から、あれができていない、これができていないと減点して今を分析する。 心理学的に、人はネガティブな情報に動かされるらしい。 たしかに「これもできた方がいいよ」よりも、「これができていない」

わかってるけどは、わかってない。

あなたも忙しいのはわかってるけど。 わたしのためなのはわかってるけど。 やらなきゃいけないのはわかってるけど。 「わかってるけど」のあとに続くのは、自分の言い分だ。 最近のわたしは、この「わかってるけど」をよく使っていた。 でも、わたしの「わかっているけど」は自分を守るための建前でしかなかった。 わかっているけどというのは、あなたはこう言うんでしょう?と反論を先回りできる、便利な言葉なのだ。 だから、自分の言い分を通すための飾りでしかなく、本当にわかっているかは

わたしらしさに必要なのは、選ぶ勇気。

幸せになるためには、選ぶ勇気が必要なのかもしれない。 あなたが不幸なのは、過去や環境のせいではありません。ましてや能力が足りないのでもない。あなたには、ただ”勇気”が足りない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りていないのです。 ベストセラー・嫌われる勇気でも、哲人はこう話す。 幸せになる勇気の説明は「嫌われる勇気」に譲って、このnoteでは選ぶ勇気について考える。 幸せには、いろいろな勇気や覚悟が必要みたいだ。 この二つのツイートはどちらも、自分が誰に影響される

話術磨きでは得られない、言葉の重み

言葉で人の心を動かしたいと思ったとき、つい言葉遣いや、話術に頼りたくなる。 でも、言葉はわたしを写す鏡でしかないから、わたし自身を磨かないことには意味がない。 そんなことを、近畿大学卒業式でのキングコングの西野さんのスピーチを観て思った。 ベストセラー絵本作家としての経験はもちろん、お笑い芸人らしい巧みな話術も活かされた素晴らしいスピーチだった。(noteの最後にリンク貼っておきますね) Youtubeのコメント欄にも、内容というより、スピーチの構成や話術を褒める

幸せだって言ってる人を、祝おう

人は、名付け親になりたがる。 自分がつけた名前を、みんなにも使わせたがる。 結婚を幸せなものと名付けたら、それを他のみんなにも使ってもらおうとする。そのために、独身を不幸せなものと呼ぶのだろうか。 そんなことを、このnoteを読んで思った。とってもとっても良いnoteだった。 たしかに、私たちには目の前のものを好きに呼ぶ権利がある。 道端に咲く黄色い花を「サリー」と呼び愛でてもいいし、育てているトマトの苗を「とまちゃん」と名付けても良い。 人がだれかに抱く思いを、

「いつも暇そうだね」は褒め言葉。

いつも暇そうだね、と言われる人でいたい。 社長は暇な方が良いという言葉がある。社長が暇だということは、会社が上手に回っているということだからだ。 社長であるか否かにかかわらず、暇でいるということは、一番優しいことなんじゃないかなと思う。 確かに、いつもあくせく働いて忙しそうにしている人の方が、頑張っているようにみえる。 目の前に困っている人がいたら片っ端から手を差し伸べて、限界という状態まで人助けをし続けるというのも、素敵なことだろう。 でも私が慕うのは、いつも暇そ

口から出た言葉が取り消せる時代

テクノロジーは、「一度口から出た言葉は取り消すことができない」という常識すら変えた。 メッセージアプリの主流LINE、そしてインスタグラムのDM、Facebookのメッセンジャー。どのアプリでも、制限はありつつも送信したメッセージを消すことができる。 これは、良いことなんだろうか。 LINEがこのメッセージ削除機能を装備するか社内で検討した際も、賛否両論があったそう。 メッセージの誤送でトラブルが起きるのを避けたいという利用者の声と、大切な約束が反故にされたり、いじめ

説得よりも納得。3種類の納得を理解して、意見を伝える。

どうして嘘をついてはいけないのか、どうして人に優しくしなければならないのか。 この質問の答えは、きっとたくさんある。しかしその一方で、相手を一番効果的に納得させる答えは、一つしかない。 小さな子供に、難しい倫理の話をしても納得してもらえないし、大人に「そういうものだから」と説明するのも一緒。 だから「納得」を理解することは、誰かに自分の意見を伝える上で、欠かせないものなのだと思う。 ・納得させるには、説得してはいけない ・自分を中心にした納得 ・大切な人を中心にし

他人に期待をしないということ

友達が、人に見返りを求めるのをやめようと頑張っているらしい。 私も、期待せずに友達と接しようと意識し始めた。 そんな矢先にこのツイートが回ってきて、そうそうと納得しながらリツイートをした。 でも具体的に、他人に期待をしないってどういうことなんだろう。私たちは、他人に何を期待してしまっているんだろう。 〇〇をすべきという期待母親なんだからお弁当を作って当たり前。彼氏なんだから長電話に付き合って当たり前。 そんな風に、相手との関係や役割から、勝手に「〇〇すべき」と思い込

人が優しいのは日本だけじゃない?目が合ったら微笑む、アメリカの優しい習慣たち

[読了目安: 3分] 今アメリカの大学に留学しているのですが、数千人規模の小さな大学ということもあって、人がとにかく優しい。 日本人は優しいなんて言ったの誰だ!こっちの方がみんな優しいじゃないか!と思ったことも何回かあります。 (日本を訪れたことのある外国人の友達から、日本人にたくさん助けてもらったというエピソードもよく聞くので、間違っていないとも思うけど。) そして、あまりに周りが優しい行動を習慣にしているので、私も最近無意識に、それらの行動ができるようになってきまし

人間関係は、バラバラに年をとる。

私たちは、関係が何年目かを結構気にする。 「もうこいつとは十年来の付き合いなんだぜ。」なんてセリフを聞いたり、カップルに付き合って何年目なのかを聞いたりすることも多い。 でも関係が何年経ったかを気にする一方で、あの人はいつも短時間で人と仲良くなるなとか、この子は出会ってもう五年目なのになかなか距離が縮まらないな、なんて経験もある。 今回は、あなたと目の前にいる人の関係を、好きな速度で深めていってほしいなという話です。 ゆっくり歳を取る関係と、すぐに成熟する関係。宇