見出し画像

●女性の味方“黒豆”

皆さんこんにちは!虎鉄です。
お正月、いかがお過ごしでしょうか?お正月と言えば“お節”ですが中でも私が一番好きなのが“黒豆”です。本日はそんな黒豆の力をご紹介したいと思います!


【黒豆】
・四性:平
・五味:甘
・帰経:脾胃腎
・効能:活血、解毒、健脾、滋陰、補血、益腎、利水

性味表

私はお正月に限らず年がら年中“黒豆さん”にお世話になっております。自分で作るのはちょっと大変なので、市販されている“甘さ控えめ”の煮黒豆を食べています。これがまた美味しくって。
私が黒豆を特におすすめしたいのが女性なんです。黒豆には女性に必要な効能や成分がたくさん入っています。

性味表で分かる通り効能が物凄く多いです。むくみ、アンチエイジング、疲労、胃腸虚弱におすすめです。また黒豆を煮た“煮汁”が喉を潤すのでこの時期特におすすめです。
タンパク質はもちろん、カリウム、鉄も入っています。イソフラボン(更年期障害予防、骨粗鬆症)、ダイズサポニン(抗動脈硬化)、アントシアニン(抗糖尿病、肝機能強化、視力向上)などが入っています。イソフラボンに関しては大豆の2倍入っていて脳細胞を活性化するレシチンも入っています。
ほぼ完全栄養食品でして、アミノ酸スコア100です!
【→アミノ酸スコア100とは、たんぱく質を構成する必須アミノ酸がバランスよく含まれていること】

東洋医学(中医学)では女性にとって“血”けつは何より重要とされています。出産や生理がある為です。生理を健やかに過ごせているか?が女性の健康のバロメーター。その“血”におすすめなのが“黒豆”というわけなんです。
私もなっている病態の“血虚”になりやすい日本人女性には、もってこいの有能食材なんです。

血虚けっきょ
→全身に巡って栄養を届ける“血”が不足している状態。臓器が栄養不足。
《症状》
乾燥、筋肉の疲れ・引きつけ、手足の痺れ、冷え、不眠、立ちくらみ、顔が青白い、ペラペラ爪、バサバサ髪、生理痛、眼精疲労、イライラ等

こう言った症状がある方は黒豆が本当におすすめです。
市販されている煮豆の場合かなり甘くなっているものがあると思いますので、お気をつけを。食事はバランスが大事です。是非偏らずに摂ってお正月を健やかにお過ごし下さい!


いかがでしたでしょうか?
私は子供の頃一番好きなお節は“伊達巻き”でしたが、30代に入ってからは1位が黒豆、2位が伊達巻きになりました☺︎
年齢と共に“美味しい”と感じる食材に変化が出るのはごくごく自然なことだと思います。心身共に変化し“ゆっくり歳を重ねる”事が出来れば、大病無く健やかに過ごせると思います。

それではまた、ご機嫌よう☆彡

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集