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パパッと見るブックレビュー『六千人の命を救え! 外交官・杉原千畝/白石 仁章』
はじめに
今日は『六千人の命を救え! 外交官・杉原千畝』という本のブックレビューをしたいと思います。
パパッと見るブックレビューのコンセプト
レビューをパパッと見て、紹介した本が見た方の今の課題にマッチしているかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。
それではブックレビュースタートです。
ブックレビュー『六千人の命を救え! 外交官・杉原千畝』
本の紹介・読んだ目的など
【タイトル】六千人の命を救え! 外交官・杉原千畝
【著者(敬称略)】白石 仁章
【発行日】2015/3/31
【発行所】PHP研究所
[読んだ目的]
杉原千畝さんについて知る
[何でこの本を知ったか]
図書館で見かけた
[ブクログでつけた★の数]
★★★★
この本はこんな人にオススメ
杉原千畝さんについて知りたい人
歴史を知りたい人
外交官の仕事を知りたい人
著者:白石 仁章さんって?
Amazonから引用します。(出版当時のプロフィール)
白石 仁章(しらいし まさあき)
1963年、東京都生まれ。上智大学大学院史学専攻博士課程修了。大学院在学中の1989年より、外務省外交史料館に勤務し、現在に至る。日本外交史が専門。特に杉原千畝研究は、大学院在籍中からのテーマである。
私が読み取ったこの本のメッセージ
「 過去の偉人の人生を理解し、生きていこう 」
私が感じたこの本のポイント
勤勉が良い仕事を生む。人のベースであるべきと思った。杉原さんは勤勉さがベースにあり、加えてそのお人柄から多くの人に信頼され、結果も残した優秀な外交官であった
決断力。多くのユダヤ人が日本のビザを求めて領事館に来たとき、外務省からはNoと言われたが、それに反し自分の信念に従い、ビザを発行した。背景には信じる宗教や家族の支えもあった
謙虚と誠実さ。ギブアンドテイクではなく、まずテイクは考えずギブする精神。「人として、あたり前のことをしたまでです」の言葉がそれを表している。結果多くのユダヤ人から感謝され、イスラエルから「諸国民の中の正義の人」に認定される
チャプター紹介
はじめに 救われた学校=五十八年後の感謝
第1章 外交官―大いなる世界へ旅立つ仕事
第2章 命のビザ―杉原千畝の決断
第3章 その後の杉原と避難民たち
第4章 救われた命―受けつがれる遺産
あとがき 永遠のヒーローとは
読後ひと言感想(読んだ直後にブクログに投稿したもの)
目的:杉原千畝さんについて知る
結果:過ごされてきた人生、どんなことをされてきたのか、流れを掴むことができた
ポイント
・まず勤勉。学校の行き帰りで勉強、得意の英語をさらに伸ばしたいなど勤勉。その素地がその後の仕事に大きく影響したと思った。困難に直面した時もどうすれば良いかよく考え、行動されていたんだなと実感できた。
・人柄が良い。自分以外の子供たちへも愛を注ぎ、また自分を頼ってくる人に対してなんとかしたい、受けた恩は返す、など人として大事なことを芯に持っていて体現していた。
・歴史がわかる。戦争の背景や流れについても理解を深めることができた。実在の人の人生に沿って書かれているので、より自分には入ってきた。
・外務省の役割。情報収集のイメージを鮮明に持つことができた。
・先を見て予測し行動の大切さ。情報を集め、この先どうなりそうで、どうしたくて、対策を実行する、という大事なことを改めて学ぶことができた。
良いと思った点3つ
①勤勉、誠実、思考、決断、行動の大事さを改めて知った
②ご本人のことだけでなく時代背景も学ぶことができた
③小中学生向けで読みやすかった
私の読後行動
謙虚に・誠実に
その他メモ
なし
おわりに
いかがでしたでしょうか。パパッと自分の課題にあっているか判断できましたでしょうか。
以上、パパッと見るブックレビュー『六千人の命を救え! 外交官・杉原千畝』でした!