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#直売所

品種ごとの苦労と業者トラブルと成長の歴史:実家のいちご農園での20年

品種ごとの苦労と業者トラブルと成長の歴史:実家のいちご農園での20年



小竹いちご園は2004年に農業をスタートし、最初は6棟のハウスでいちごの栽培を始めました。しかし、それだけでは収入が十分ではなく、8棟に増やして対応しました。

お客さんから「新しい品種が出るんだってね。どこで食べられるの?」という問い合わせが増えたことをきっかけに、直売所に足を運んでもらう良い機会になると考え、新しい品種を取り入れることにしました。

しかし、簡単に品種を増やせるわけではあり

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実家をリモートで手伝うための工夫と、キャッシュレス決済導入の成功体験

実家をリモートで手伝うための工夫と、キャッシュレス決済導入の成功体験

「実家に帰らないの?」とよく聞かれますが、家族3人分を養えるだけの売り上げの見込みが立たなければ帰ることができません。現在、会社員として働いているからこそ、実家を手伝うことができるのです。

実家を出ていても、パソコンやスマホを活用すれば、遠くからでも手助けはできます。

今回は、私が実家のいちご直売所を手伝うために行ってきた取り組みや、キャッシュレス決済導入の成功体験をお伝えします。

実家を手

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いちごの直売所で大事にしていること 〜「安売りしない」理由〜

いちごの直売所で大事にしていること 〜「安売りしない」理由〜



いちごの直売所を経営する上で、私が大切にしていることのひとつに「安売りしない」というポリシーがあります。直売所というと「スーパーよりも安く買える」と思うお客さんも多く、母も何度も値下げをしようとしたのですが、私は反対してきました。

安売りをしない理由
利益を守るためでもありますが、それだけではありません。無人の直売所であれば人件費がかからないので、安く売ることもできるでしょう。でも、うちの直

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いちご農家の収入を一番簡単に増やす方法、それは…

いちご農家の収入を一番簡単に増やす方法、それは…



いちご農家として収入を増やす方法って、いくつかあると思います。収穫量を増やしたり、農協などの販売先を増やしたり。ただ、その中で一番利益率が高い方法って何か知っていますか?それは
「自宅の直売所をやること」なんです。

なぜ直売所が一番いいのか?
それは、農協などに中間マージンを取られないし、家賃も発生しない。しかも、特別な資材を用意する必要もないので、コストがとにかく安いんです。私は、もしこ

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