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No.196【アドラー心理学】[必読]えっ?まだ自分が嫌われている事に気付いていないの?
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きます。
今日は人間関係で悩んでいる人に読んでいただけたらと思い書きました。
読んで不快に思う人がいると思いますが、それはその人の感情なので良いと思います。
ご自分の感情に素直なので、それは素敵だと思います。
感じ方の違いというのは、どちらが良いとかどちらが悪いという問題ではありません。
シンプルに「違う」という事実だけで、逆に同じであったり似ていたりした方が奇跡なのかもしれませんからね。
自分は相手のことを知らない
以前、こんな話を聞いた事があります。
ちょっと聞いてもらっていいですか。
日差しが眩しいくらい天気が良い、お昼前のある日のことです。
40代くらいの髪が長く、パンツスタイルのスラっとした体型の女性が、3人の子供たちと一緒に電車に乗っていたそうです。
電車はそれほど混雑していないで、全員が座れて、空席がぽつぽつとあります。
女性と一緒にいた子供たちの年齢は、3歳から5歳くらいの年子のようだったそうです。
一番体が大きくて、しっかりしていそうな顔つきの子は、5歳くらいで男の子です。
次に大きい子は、黄色いスカートをはいた4才くらいの、髪の毛をゴム紐で左右にまとめている女の子です。
一番小さい子は一番元気そうで、2人に向かって嬉しそうにたくさんお喋りしている男の子です。
どうやら雰囲気からして、その女性は子供たちの母親のようです。
3人の子供たちは周囲のことは気にせず、飛んだり跳ねたりキャッキャッと屈託のない笑顔で、女性の周りで楽しそうにしていたそうです。
子供たちの母親であろう女性は、自分のスマホ画面を見ているだけで、子供たちのことを気にかける様子はありません。
同じ車両に乗っている周囲の人たちは、子供たちの様子を見守りつつも、少し迷惑であったり困惑した表情をしています。
ここまで聞いてどう思いましたか?
子供たちの面倒をみないヒドイ母親だと思いましたか?
子供のしつけがなっていないと思いましたか?
どうして周りの大人達は誰一人として注意をしないのかと思いましたか?
この話にはまだ続きがあるので、もう少し聞いてもらっていいですか?
同じ車両に乗っていて、少し離れた場所にいた初老の男性が状況を見かねたのか、座っていた椅子から立ち上がりました。
そして女性の方にゆっくりと歩いて近づいて、優しく女性に声を掛けたそうです。
「ちょっとすみません。もう少し子供のことをみてはどうですか?」と。
すると女性がスマホ画面を見るのを止めて、初老の男性の顔を見てこう言ったそうです。
「あっ、ごめんなさい。
私の旦那、子供たちのパパが通勤途中に車の事故に巻き込まれてしまい、これから緊急手術がおこなわれるんです。
今、そこの病院に向かっている途中なんです。
子供たちと映っている旦那の写真をみて、この子たちになんて説明をしようか、この先の生活はどうなるかと考えていたら…」
この話は、本当の話なのか、作られた話なのか僕は知りません。
しかし、この話を聞いた時「はっ」と気づきました。
それは、人それぞれの状況や背景があるんだなと。
今、目の前に見えている人の行動は、その人が経験したり感じたりしたてきた全体の結果であって、部分でしかない。
自分は今に至るまでの過程を知らない、分かっていないんだなと。
それなのに相手の話を聞かないで、勝手に自分の考えだけで、今、目の前で起きているその人のことを判断してはいけないんだなと。
言い換えると、目の前で起きている一瞬や一面だけを切り取って、その人に対する勝手な解釈や判断をしない方がいいということですね。
歳を重ねると様々なことを経験するので、ある程度のことは推測できるようになります。
それもそれなりの確立で当たったりします。
すると自分の推測は合っている、正しいと思い込むようになってしまい、人の話を聞かないで自分の考えだけで、人の言葉や行動を解釈してしまうようになりやすいです。
ポジティブなことならまだいいですが、ネガティブなことに対して話を聞いてもらうことなく、勝手に解釈や判断された場合、された側の人はどう思うか。
それは自分に当てはめてみるとよく分かることで、想像するのは難しくないと思います。
僕もまだまだ未熟で、意識していてもできない時があります。
自分が全て正しいなんて思っていませんが、もしも目の前の人が、自分の思う普通や当たり前の言葉や行動と違うことをした場合は、こんな質問をして相手の言葉や行動の背景をしりたいと思います。
「○○(言葉や行動)は、らしくない事だと思うよ。」
「どうしたの?」
「何があったの?」
「話してもらえると嬉しいな。」
と、そんな感じにですね。
アドラーは、みんなが幸せになる方法を考えていました。
僕も少しでも同じように、みんなが幸せになることを考えていきたいと思います。
そのためには、相手のことを自分の勝手な解釈や判断、思い込みで決めようとしない。
相手に質問をするなどして、相手に寄り添うことを心掛けて、相手のことを理解するように努めていきたいと思います。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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