仕事は慣れるものなのか?
異動した時に必ず言われること。
仕事は慣れてきた?
ぼくはこの言葉にいつも疑問が出る。
慣れるとは?
なにをもってなのか分からない。
業務を覚えることは慣れることなのか?
それとも仕事をできるようになったときなのか?
難しく考えているということではなく、
その言葉はなにをもってしてなのかがわからないから、いつも答えに窮する。
抽象化されすぎているその問いに疑問がでる。
教えたことが理解できた?
ここからここまでは慣れた?
適切な問いをすることは重要なのだなとその都度おもう。
でも、さらにいえば慣れることはあるのだろうか。これまで、自分がやってきたことは慣れるという感覚がなかった。仕事ができない、覚えられないではなく慣れてしまった感覚があるとそれ以上先がない気がするから。
その仕事を専門的にやりたい人以外は、慣れてしまったのなら環境を変えたほうがいい。それ以上の成長は大きく見込めない。伸びしろが少なくなっている証拠。
そんな話をしたり、発言すると、次に出てくるのはその仕事は1年、2年で覚えられる体得できるものじゃないというわけわからん理論。その人たちの感覚ならそうなのだろうけど、ぼくはそう思わない。もちろん、経験値的なことで言えば、多くを経験しているわけだから対応策は見つけやすいかもしれない。でも、それ一人でやる仕事じゃないよね?って思う。仕事は一人ではできない。助け合いながら、価値観の違う人たちが共存共栄して成り立つもの。
その前提条件がはずれてしまうのは勿体ない。
慣れるとはある意味、自分に対して盲目的になることなのかもしれない。
仕事を充実させるためには、慣れるのではなく、慣れないように視点や角度を変えて、目の前にある課題や小さな業務に対してもトライすることなんだと思う。
異動したては、ローリスクな仕事が多くなることが一般的。でも、そこに対して誰よりも真剣に向き合うことができたなら、ハイリスクな仕事には早く近づける。
ぼくは会社勤めではあるわけだけど、この世界が全てではないと思ってる。というか、会社は良くしたいけど、一生をささげるつもりはない。今の自分に必要だから、ここにいる。常に中心は自分でいい。
さて、仕事がんばるぞ!
おれ、がんばれ。
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